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 ■ 2008年度講習会 一覧
■板倉構法の構造と防火性能に関する講習会<徳島で開催>  
■木構造塾 稲山塾 実務者のための木構造Part8  
■登録文化財建造物の修理と活用  
■新伝統木構法セミナー  
■「私家版」木組の家づくり講座  


 ■その他講習会

■特別講座&見学会
  三井所清典の「まちづくり・地域づくり」講座
 


 ■板倉構法(落とし込み板壁)の構造と防火性能に関する講習会<徳島で開催>

 板倉構法(落とし込み板壁)について、その設計と施工、構造と防火性能に関する講習会を徳島にて開催いたします。
 さらに、平成20年度事業として、板倉構法の開口タイプ15種、貫タイプ3種の予備試験を行いました。講習会の前に、11時より試験報告も併せて行ないますので、こちらもあわせてご参加下さい。
■主催
 NPO 木の建築フォラム
■共催
 社団法人 全国中小建築工事業団体連合会、全国建設労働組合総連合(全建総連)
■対象
 木造建築の設計者、技術者、研究者、行政関係者
■開催日時
 2009年3月28日(土) 試験報告 11時〜12時
             講習会  13時〜17時(正午受付)
■会 場:徳島県木材協同組合連合会(徳島製材団地協同組合2階)
 所在地:徳島県徳島市津田海岸町5−13
 アクセス: 徳島駅から約6km
  徳島空港から約14km
 タクシーでお越しの場合は、津田海岸の徳島製材団地協同組合と言ってください。

数名でまとまって来られる場合、お迎えに上がりますので一週間前までに下記までご連絡をください。
那賀川すぎ共販協同組合 担当:湊(ミナト)
TEL:0884-44-1004 FAX:0884-44-1044
E-mail sbhouse-2@bridge.ocn.ne.jp
■内容と講師
<板倉構法の設計と施工について> 安藤邦廣(筑波大学教授)
<板倉構法の構造と材料、金物を使わない仕口の性能について> 河合直人(独立行政法人 建築研究所上席研究員)
<板倉構法による外壁防火性能について> 安井昇(早稲田大学研究員・桜設計集団一級建築士事務所)
開口タイプ、貫タイプの予備試験報告


 ■板倉構法(落とし込み板壁)の構造と防火性能に関する講習会

  NPO木の建築フォラム、全建連、全建総連の共同事業により大臣認定を取得した板倉構法(落とし込み板壁)の構造と外壁の防火性能に関する講習会の第2回を東京にて開催いたします。
講習会受講者に対しては、板倉構法の壁倍率認定書・防火性能認定書の複写を配布します。この認定書を確認申請時に添付すれば、板倉構法の壁倍率が認められ、2階建て住宅において、準防火地域(床面積500平方メートル以下)、法22条区域(床面積3,000平方メートル以下)の延焼のおそれのある部分の外壁を、木材だけで構成した落し込み板壁で設計・施工することが可能となります。
 また、長ほぞと込み栓による柱脚接合部の性能試験を行い、必要とする耐力が得られることが確認され、指定検査機関による評定書を取得しています。これにより金物を使わない仕口での確認申請ができます。この評定書の複写も配布します。皆様の参加をお待ちしております。
■主催
NPO 木の建築フォラム
■共催
(社)全国中小建築工事業団体連合会、全国建設労働組合総連合(全建総連)
■対象
木造建築の設計者、技術者、研究者、行政関係者
■開催日時
第2回 11月15日(土) 13時〜17時(正午受付)
■会場
アカデミー千石 (文京区千石1-25-3)
■内容
板倉構法の設計と施工について     
板倉構法の構造と材料について
金物を使わない仕口の性能について
板倉構法による外壁防火性能について
■講師
安藤邦廣(筑波大学教授)
河合直人(独立行政法人 建築研究所上席研究員)
安井昇(早稲田大学研究員・桜設計集団一級建築士事務所)



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 ■ 木構造塾 ―実務者のための木構造 Part 8―

 木構造塾は設計、施工の実務で、耐震性を確保しながら、多様な木造空間をつくりたいと奮闘中の方々、これから試したいという方々のための講座で、今年は8回目を迎えます。本講習会の講師、稲山先生の今までの実際の構造設計例等を基にした多岐に渡る内容です。本年度は、昨年発刊された「木造軸組工法住宅の許容応力度設計(2008年版)」(新グレー本)を参考書に用い、木造建築の許容応力度設計法について講義します。実務者にはちょっと敷居の高い許容応力度設計ですが、今回は4回に渡り、稲山先生の手法をじっくりと説明していただきます。
 この機会に是非チャレンジして、木造の構造設計の応用力UPを目指しましょう。ぜひご参加ください。なお、当講習会は(社)東京建築士のCPD制度において各3単位、全体で 12単位修得できる予定です。

■講師 稲山正弘
 (東京大学大学院 農学生命科学研究科 准教授)
■スケジュール
 第1回目:6月20日(土)13:00-16:00
 第2回目:7月11日(土)13:00-16:00
 第3回目:8月22日(土)13:00-16:00
 第4回目:9月19日(土)13:00-16:00
■参考書
 「木造軸組工法住宅の許容応力度設計(2008年版)」
  (財団法人日本住宅・木材技術センター発行)
■会 場
 東大農学部内 7号館
■受講費
 4回一括 木の建築フォラム 会員 20,000円  一般 24,000円

  1回 木の建築フォラム   会員 6,000円 一般 7,500円
■参考書
 「木造軸組工法住宅の許容応力度設計(2008年版)」
 参考書代は講習会費 に含まれません。
 事前に各自、実費(6,825円 税込 送料別)で購入してください。
 日本住宅・木材技術センターにて購入できます。
 (日本住宅・木材技術センターのホームページ) http://www.howtec.or.jp/
■定 員:36名
■申込み先/お問い合わせ
 参加申込書をFAX又はメールにてお願いします。
 木構造塾実行委員会  片岡泰子・緒形多江子
 FAX :03-5658-5416  Email :ogatac@d6.dion.ne.jp
■締 切
 2009年6月10日(お振込み共)



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 ■ 登録文化財建造物の修理と活用

―木造建築の確実な技術の継承を目指して―
■主催:日本建築セミナー
NPO木の建築フォラム
■主旨:
かつての日本建築セミナーの伝統的木造技術の講座を、「登録文化財建造物の保存修理」と言う具体的な目標で組替えて昨年度から再開した講座です。本講座は将に現場で伝統的技術を職人と共に使いこなす為の講座です。勿論、研究者の講義もありますが、それをコーディネーター(セミナーが担当)が付き、実務との相違や現場との関係を講義の中で提示してゆく体制で進めます。1回2講座(90分×2)で、凡そ同じテーマを学術的講座と実用講座と組み合わせて展開します。木造技術継承の究極は「現場で使える事」が重要で、研究者の方々にも有用な講座と自負しています。講義は2年を1サイクルとしますが、今年度からの受講も歓迎いたします。
■コーディネーター:増田千次郎
 (日本建築セミナー・芝浦工大特任教授)

■カリキュラム及び講師(予定)13:00〜16:20
第1回 07月12日(土)
重伝建制度とその問題点 講師:林良彦(文化庁)
工具と道具から見た建築史 講師:増田千次郎

第2回 08月02日(土)
武家住宅は現在の座敷のルーツ? 講師:浅野
座敷構え−1− 講師:増田千次郎

第3回 09月06日(土)
「竹の丸(旧松本家住宅)」の修理と活用 講師:増田千次郎
大工仕事 納まり(工法)と継手・仕口 講師:蟹澤宏剛(芝浦工大)

第4回 09月27日(土)
地方公共団体指定建造物の違い 講師:増田千次郎
建具の作成 講師:未定

第5回 10月18日(土)
木材の特性と利用の問題点 講師:未定
民家に見られる工法史 講師:増田千次郎

第6回 11月08日(土)
地方文化財の修理実例 講師:未定
伝統工法の仕様書の作成 講師:増田千次郎

第7回 12月06日(土)
文化財の活用事例 活用と修理規制 講師:未定
基準法と木造 講師:河合直人(建研)

第8回 01月10日(土)
文化財建造物調査事例 講師:増田千次郎
地方の文化財の問題点 講師:渡辺一正(鳥取環境大)

第9回 02月07日(土)
瓦葺き 漆喰と土 講師:未定
大仏様建築 講師:林良彦(文化庁)



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 ■ 新伝統木構法セミナー
■主旨:
 鋼やコンクリートでつくることが出来る架構形態は、すべて木造でつくることが出来ます。しかもそれは、集成材や合板などのいわゆる木質系材料を用い、支口金物や接着剤に頼るのではなく、無垢材と伝統の仕口、継手、矧合の手法だけを用いてです。
 例えば、アーチのような曲がり材を無垢材からつくり出す方法は凡そ4種類位あります。また、大径木材が手に入らなくても、材を合成するという手法を応用すれば、応力に適合してしかも大変美しい形態の架構をつくり出すことができます。木構造の醍醐味は、多分こういう手法でつくり出すことによってしか得られないのではないかと考えます。安直に集成材でラーメンを組むのは、H鋼で無造作にラーメンを作るのと変わらない機械的手法でしかありませんし、そこには創造の感動が伴いません。
 応力を追跡し、仕口、継手、矧合を工夫して、架構形態を創造するところにこそ、真の木造デザインが存在すると信じます。私はその体系を新伝統木構法と名づけました。一人でも多く参加されることを期待します。  
(増田一眞)

■講師:増田一眞、他(増田建築構造事務所)
■スケジュール(予定) 18:00〜21:00
9月12日(金)「合成材の定義と設計法」 
@すべての応力を活用した架構形態を探る。
A柱の曲げ抵抗を生かす形を基本とする。

10月10日(金)「合成材による軸組要素-1」 
B部分壁はすべて合成された要素に組み入れる。
C格子組や紋様を体力要素に組み入れる。

11月7日(金)「合成材による軸組要素-2」 
D伝統の仕口、継手、矧合を重視する。
E合板や集成材に頼らずムク材を用いる

12月12日(金) 「合成材による床組要素-1」 
F筋違も含めすべて三次元の架構とする。
G合成財を含む格子床梁システムを作る。

1月9日(金) 「合成材による床組要素-2」 
H小屋組も三次元化を図り合理化をする。
I架構ユニットの剛性・強度データを作る。

2月13日(金) 「合成材による屋根組要素」
Jユニットデータを用いて、計画が出来る。
Kすべての要素を構造要素として活用する。

 



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 ■ 「私家版」木組の家づくり講座

■主旨:
住まいとして木造住宅は根強い人気があります。中でも無垢の木をふんだんに使い、大工技術を駆使した「木組の家」は、住まい手にとっても、つくり手にとっても大きな魅力を持っています。にもかかわらず、手仕事による木組の家づくりは、機械化の波に押されて少なくなりました。このままでは、日本の伝統的な木組の技術が失われかねません。また、木をつくる生産の場であった日本の山の現状も看過できない状況にあります。
私たち「私家版」研究会は、山と職人をつなぎ「木組の家」を住まい手に提供するために今どんなことが出来るのかを、フォラムの会員の方たちと共に学びたいと思います。

■講師:松井郁夫、小林一元、宮越嘉彦(以上、私家版仕様書執筆メンバー)、
渡辺隆(風基建設)

■スケジュール及び講師
9月開講 毎月1回 平日19:00〜21:00
第3木曜日を予定(会場の都合によって変更有り)

第1回 理念編 : 9月18日
  ワークショップ 「き」組の試み (講師:松井郁夫)
第2回 歴史編 : 10月23日
  木造住宅の歴史的概要 (講師:渡辺 隆)
第3回 実践編(1) : 11月13日
  木の話 (講師:宮越喜彦)
第4回 実践編(2): 12月18日
  架構の話 (講師:小林一元)
第5回 ワークショップ : 1月15日
  「木の家を取り巻く現状」参加者とのコラボレーション



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  ■ 特別講義&見学会
    三井所清典の「まちづくり・地域づくり」講座
 当フォラムの代表理事であり、東京建築士会の会長でもある三井所清典氏が、日本各地で実践してこられた「まちづくり・地域づくり」について講義を行います。
 三井所氏は、伝統構法を活かした大断面木造の公共建築を設計する一方で、有田、石見、下関、富山県優良住宅協会、五箇山旧上平村、南会津旧舘岩村、旧山古志村など、木造住宅を中心にした「まちづくり・地域づくり」を、長い年月をかけて地域の人々と共に手がけてこられました。
 さまざまな社会的背景を持つ地域の「まちづくり・地域づくり」を紹介して頂くと共に、その中で培われた手法をまとめて披露して頂きます。特に今回は、まちづくりの中に景観形成の視点を加えて、木造住宅以外の建物の扱い方や広場の作り方、地域コミュニティーに与えるその効果など、実例を示しながら講義して頂きます。
 木造住宅を中心にした「まちづくり・地域づくり」に関心のある方はもちろん、木材の地域循環型まちづくり、町並み保存、建築の設計、施工に携わる皆様に興味深い内容です。是非、ご参加下さい。
 なお受講後、講師の案内による旧山古志村の日帰り見学会を予定しています。中山間地復興型住宅のみならず、山古志のインフラや生業や生活のあり方を知る中で、日本の中山間地の将来を考える機会にできればと思っています。見学会の詳細につきましては、特別講義申込者へ後日連絡いたしますが、募集は特別講義と同時に行います。
 また見学会後、民宿(旧山古志村竹沢地区)に分宿して地域の方との交流を図りたいとも思っています。宿泊をご希望の方は右記の民宿へ、各自で1ヶ月前までにお申込下さい。
(財満やえ子)  

有田町沿道の景観づくり(賞美堂本店前の街路灯)
■後援:(社)東京建築士会、 (社)日本建築家協会
【講 義】
日 時:2008年6月7日(土)13:00〜17:00 
受講料:一般5,000円(珈琲ブレイク有り)
    NPO木の建築フォラム正会員、賛助会員、
    (社)東京建築士会会員は4,000円
定 員:60人
会 場:晴海トリトンスクエア内
    オフィスタワーZ棟4階大会議室
【見学会】
日 時:2008年6月14日(土)12:30〜17:00
集 合:長岡駅12:15(日帰りは解散場所も同じ)
参加費:一般8,000円(バス代保険代含む)
   NPO木の建築フォラム正会員、賛助会員、
   (社)東京建築士会会員は7,000円
   ※参加費は当日集合時にお支払い下さい。
定 員:45人(特別講義受講者のみ参加可能)
【宿泊体験】
 宿泊体験は見学会参加費には含まれていません。宿泊予約は5月中旬頃までに各自でお申込下さい。
 (1) 民宿三太夫   090-4010-3277
 (2)民宿たなか   0258-59-2055
 (3) やまこし黒岩荘 0258-59-2311
 (4) 民宿たかの   0258-59-3313

旧山古志村復興住宅団地


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