ジャパンカップ
−公式ホームページはこちら−

※公式ホームページの情報が最新となりますので、必ずご確認下さい。

  
  
◆2016年ジャパンカップ
◆2015年ジャパンカップ
◆2014年ジャパンカップ
◆2013年ジャパンカップ
◆2012年ジャパンカップ
◆2011年ジャパンカップ
◆2010年ジャパンカップ
◆2009年ジャパンカップ
◆2008年ジャパンカップ
  
  
  

■ 木造耐力壁ジャパンカップとは

木造耐力壁ジャパンカップは、実物大の木造耐力壁を組立て、足元を固定した状態でどちらか一方の壁が破壊するまで、桁を互いに引き合わせて対戦させるイベントです。

index
■結果報告
■公募案内

2017年度 第20回木造耐力壁ジャパンカップ結果報告

本大会は、9月16日(土)〜18日(月)、静岡県富士宮市の日本建築専門学校で開催されました。
参加チーム数は13チームで、予選会は、耐力壁の見かけのせん断変形角が1/60radまで荷重を負荷し、その荷重の大きい順に1番から8番までのシード権を得るという形式で行いました。
1番シードは指定応力団網中組の[メケメケ]で、2番シード以降は下表のとおりです。今大会は、日本建築専門学校を初めとする学生チームの予選突破が厳しい結果となりました。
20年間続いた本大会最後の受賞者(チーム名/壁名)は次の通りです。

◇ トーナメント優勝
(株)ポラス暮し科学研究所/SHINMEI
◇ ジャパンカップ総合優勝
チーム匠(アキュラグループ+東京大学木質材料学研究室+篠原商店)/紬〜final〜
◇ 耐震部門
(株)ポラス暮し科学研究所/SHINMEI
◇ デザイン部門
チーム匠(アキュラグループ+東京大学木質材料学研究室+篠原商店)/紬〜final〜
◇ 加工、施工部門
滋賀職業能力開発短期大学校/八龍
◇ 環境部門
ポラス建築技術訓練校/グレコ
◇ 審査員特別賞
指定応力団網中組(東京木場製材(協)+(株)シネジック+東京大学木質材料学研究室)/メケメケ

 トーナメント優勝は、(株)ポラス暮し科学研究所の「SHINMEI」で、最大荷重50.35kN、最大荷重時変位376o(1/7.5rad)という強く・粘る壁で、第1シードの指定応力団網中組を打ち破り、耐震部門も受賞しました。(株)ポラス暮し科学研究所のモットーは「強い壁」で、これを貫いてきたチームです。今回は伊勢神宮に代表される神明造りの破風をイメージした斜材を組み合わせたデザインです。
 ジャパンカップ総合優勝はコストパフォーマンスが最も優秀な壁に与えられる栄誉で、チーム匠の「紬〜final〜」が獲得しました。紬シリーズは第15回大会でトーナメント優勝を成し遂げた「紬〜evolution〜」のように金物を使用しないオール国産材の壁です。紬シリーズのデザインは縦貫材と横材を組み合わせたデザインで、デザイン賞も獲得しました。
 加工・施工部門賞を受賞した「八龍」は、保元物語等に登場する8種の鎧の一つに因んだ名称です。滋賀職業能力開発短期大学校は、コストパフォーマンスを優先するチームで、その成果を「総合優勝4連覇(15〜18th)」で証明しました。環境部門は「グレコ」で、これもコストパフォーマンスを狙った壁で、十代の大工達のポラス建築技術訓練校の作品です。審査委員特別賞は、トーナメント準優勝、耐震・デザインの両部門で2位となった指定応力団網中組の[メケメケ]が受賞しました。
 開催案内でも掲載したように、本イベントは、今回を節目とし最終回を迎えました。ジャパンカップの今後について大会2日目に意見交換会を行いました。継続を要望する声が多く、そのための改善案も提案されました。そこで、木造建築にとって意義のあるイベントを新たに企画するための検討会を発足して、新しい形での大会運営を目指したいと思っています。最後になりますが、20年間、本大会をご支援いただき、ありがとうございました。スタッフ一同、感謝申し上げます。

また、ジャパンカップ20周年を記念して、第1回から第20回までの記録本を計画しております。詳細・お申込は下記ご覧ください。
>> 木造耐力壁ジャパンカップ20周年記念本 詳細・申込書

 各対戦の様子は公式サイトでご覧下さい。
http://be-do-see.com/tairyokuhekiJC/press/

(木造耐力壁ジャパンカップ事業幹事:小野泰)



SHINMEI

[SHINMEI]

紬〜final〜

[紬〜final〜]


第20回 木造耐力壁ジャパンカップ開催案内

本年度は、次の日程で開催します。

9月16日(土) 予選1日目
9月17日(日) 予選2日目
9月18日(月・祝) 決勝トーナメント戦

 1日目と2日目に初期剛性を計測して上位8体が3日目の決勝トーナメント戦に臨みます。3日目には、実物大の木造耐力壁の足元を固定した状態で双方の桁を引き合わせ、どちらか一方の壁が破壊するまで加力する対戦が繰り広げられます。
 開催場所は、例年通り静岡県富士宮市にある日本建築専門学校です。富士山の麓にあり、山頂が間近に見える場所に位置しています。
 申込期間は、
 6月1日(木)〜7月14日(金)といたします。
 申込期間中でも、申し込み(参加費の振込手続きを含む)数が16チームになった時点で締め切ります。参加ご希望の方はお早めにお申し込みください(5月31日(水)を昨年度の出場者を優先する申し込み日に設定しています)。なお、当日運営の都合上、参加耐力壁数は、予選1日目、2日目とも8体、合計16体を限度とします。申し込み後の辞退は運営に大いに支障をきたしますので、申し込みされた方は必ず出場くださるようお願いいたします。
 木造耐力壁ジャパンカップは、開催当初より木造耐力壁の設計の勘所を見極めて木造建築技術の発展に寄与することを目指してきました。開催当初から20年が経ち、耐力壁の設計方法が一定のレベルに達し、またCLTなどの新たな木質材料の活用がなされ始めている現状において、軸組構法の耐力壁を競わせている本イベントの意義も終えたものと認識しております。よって、本年度の第20回を節目の最終回として、これまで実施してきた形式での木造耐力壁ジャパンカップを終えることにいたします。
 実行委員会では、伝統建築技術の保存や木造建築技術の発展に向けての意義のあるイベントが新たに企画できうれば、次年度以降の開催を検討していきたいと考えております。以降の開催企画についての意見交換を、本年度の開催日程2日目の9月17日(日)の夕刻に会場で行うことを計画中です。
 最終回となる今回は、これまでになかったチャレンジがなされることを期待して、原点である金物重量制限を設けると共に、壁の中央部分に450mm角の開口部を設けることを条件に加えました。創意工夫が施された耐力壁の出場をお待ちしています。
 募集要項、エントリーシート及びデータシートの各種ファイルは、下記のWEBサイト上で公開しています。募集要項をダウンロードして詳細をご確認ください。
http://be-do-see.com/tairyokuhekiJC/press/

(木造耐力壁ジャパンカップ実行委員:岩崎敏之)


昨年度の決勝戦の対戦模様