■木の建築賞二次選考会の結果
10月21日に鹿児島市の鹿児島大学教育食堂エデュカにて行われた二次選考会を通過した11点の作品及び活動は、以下のとおりです。このあと、三次選考<現地審査見学会>がおこなわれ、最終選考会を経て、各賞が決定いたします。
<二次選考通過作品、活動>(11点)
*建築の名称・活動の名称(所在地)/応募責任者
- 屋久島町庁舎(鹿児島県)/武田光史
- danken.HOLZ(鹿児島県)/鷹野敦【メンバーズチョイス賞】
- コトリワークス事務所(福岡県)/宮本繁雄
- 立命館アジア太平洋大学 Green Commons(大分県)/永井務
- 佐賀葦葺き屋根の家と地域の資源(佐賀県)/鈴山弘祐
- コミュニティ・アパート 山城のあまはじや(沖縄県)/伊良皆盛栄
- コチンダホテル(鹿児島県県)/下地洋平
- 鳥飼八幡宮 対拝殿(福岡県)/二宮隆史
- 本部町の新民家 新民家MAKER(沖縄県)/漢那潤
- 森と人の輪 立田山憩の森・お祭り広場公衆トイレ(熊本県)/坂本達典
- グランツたけた(大分県)/長谷川祥久
(選考会発表順、一次通過20件中)
*メンバーズチョイス賞:二次選考会時の投票で得票数のもっとも高いもの
*三次選考<現地選考>後、最終選考会を経て、木の建築大賞、木の建築賞、特別協賛賞の各賞が発表されます。
■一次選考の報告、静岡県浜松市にて二次選考会開催
今年で第17回を迎える木の建築賞は東海・北陸地区の作品・活動を対象に行われます。7月1日から始まった応募総数は43作品・活動となり、先日行われた一次選考会にて20作品・活動が二次選考会へと進むことになりました。
一次選考会は、応募者が準備したA4・2枚の建築・活動シートを、机の上に並べ、選考委員が最終確認を行いながら一人10票の投票を行いました。全員の投票が終わった所で集計し、通過の20作品・活動が選ばれました。同票、もしくは僅差の作品・活動は再投票が行われ、その際にはその作品・活動に投票した選考委員の講評も加わり、選考委員による討論が行われました。
今回も住宅、施設、リノベーション、活動などの様々な規模や用途の作品の応募がありました。例年施設建築は教育関連の応募が多くありますが、今回は住宅や事務所などの応募が多くありました。一次選考を通過した20組の作品・活動は、11月5日に行われる二次選考会へと進みます。大会のメインでもある二次選考会では、応募者による10分間のプレゼンテーションが行われ、当日三次選考(現地選考)に進む作品・活動が選ばれます。
(木の建築賞事業幹事 山阜虫。)

一次選考の様子
■第18回木の建築賞 10月21日(土) 鹿児島市にて二次選考開催
今年で第18回を迎える木の建築賞は九州地区の作品・活動を対象に行われます。5月15日から始まった応募総数は70作品・活動となり、先日行われた一次選考にて20作品・活動が二次選考へと進むことになりました。
一次選考は、応募者が準備したA4・2枚の建築・活動シートを、机の上に並べ、選考委員が最終確認を行いながら一人10票の投票を行いました。全員の投票が終わった所で集計し、通過の20作品・活動が選ばれました。同票、もしくは僅差の作品・活動は再投票が行われ、その際にはその作品・活動に投票した選考委員の講評も加わり、選考委員による討論が行われました。
今回も住宅、施設、リノベーション、活動などの様々な規模や用途の作品の応募がありました。例年施設建築は教育関連の応募が多くありますが、今回は住宅や事務所などの応募が多くありました。一次選考を通過した20組の作品・活動は、10月21日に行われる二次選考へと進みます。大会のメインでもある二次選考では、応募者による10分間のプレゼンテーションが行われ、当日三次選考(現地選考)に進む作品・活動が選ばれます。
二次選考に参加ご希望の方は木の建築フォラム事務局へメールにてご連絡ください。
(木の建築賞事業幹事 山阜虫。)

一次選考の様子
二次選考(木の建築賞発表会)
■日 時 10月21日(土)10:00〜18:15(予定)
■会 場 鹿児島大学教育食堂エデュカ(鹿児島県鹿児島市郡元1丁目20)
■参加費 無料
■プログラム(予定)
09:30〜 受付
10:00〜10:15 開会・木の建築賞委員長 挨拶・選考委員紹介等
10:15〜12:00 プレゼンテーション
12:00〜13:15 昼食
13:15〜15:00 プレゼンテーション
15:00〜15:15 休憩
15:15〜16:45 プレゼンテーション
16:45〜17:00 投票・休憩
17:00〜18:15 統括討論会・選考決定・閉会
<協賛のお願い>
第18回木の建築賞への協賛を引続き、受け付けております。本事業の趣旨をご理解いただき、多くの皆様にご支援をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
個 人:一口 3,000円
企業団体:一口 10,000円
■第18回木の建築賞 九州地区の作品・活動募集
>>応募エントリーフォーム
>>チラシ
>>応募概要書
「いま、求められる木の建築・活動とは」というテーマの解釈は、それぞれの取り組みによって異なります。「建築」であれば、人々に快適な場を提供する、建築デザインと空間構成、環境に対する考え方、それらを支える技術、その建築の持つ社会性などがあげられ、「活動」であれば、森林の育成に結びついた木材の利用、品質向上に関する技術開発とシステムの構築、伝統技術の継承、木の持つ良さを社会にアピールする運動や、活動を通じた社会への貢献などがあげられるかもしれません。「木の建築賞」は、このような観点から木に関心のある人たちに応募を呼びかけ、優秀な建築・活動を顕彰することにより、木造文化の向上に寄与することを目的としています。「いま、求められる木の建築・活動とは」を共に考えませんか。
1 名 称
第18回 木の建築賞
2 応募対象地域 九州地区
(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県)
全国を7つの地域に分割し、いずれかの地域で年1回の開催として7年で全国を一巡する。
3 趣 旨
木の建築や木の利用に関わる活動を発表し、相互に評価するとともに、賞の選考過程をこれからの木の建築や活動のあるべき方向を探る議論の場とする。
4 応募作品・活動
木材を主体とした建築作品または木材利用に関わる活動。(建築物の用途・規模、活動の内容・規模は問いません)
5 選考の基準
以下の基準において一定の水準に達している建築・活動を木の建築賞として選考する。
また、その中からもっとも優れているものを木の建築大賞として選考する。
- 地域の文化や風土が表現され、木の建築文化と芸術の振興に寄与していること。
- 木材を主として用い、森林の保全、林業、木材産業の振興に寄与していること。
- 地域の事業者や職人が主体となり、木の建築技術の継承や地場産業の発展に寄与していること。
- 木材の持続可能な利活用が図られ、木の建築の修復や再利用、長寿命化に寄与していること。
6 選考方式
- 一次選考<書類選考>
選考委員が「建築・活動シート」による書類選考を行ない、20点程度の建築・活動を選出する。
- 二次選考<一次選考通過作品・活動の発表会>
一次選考通過の建築・活動(20点程度)の応募者による10分間のプレゼンテーション(+質疑4分間、合計14分間)を行なう。その後、選考委員(持ち点5票)と発表会に参加する応募者、共催・協力会員(NPO木の建築フォラム会員、公益社団法人日本建築士会連合会、一般社団法人ウッドマイルズフォーラム会員:持ち点3票)全員が投票を行い、投票結果を見ながら選考委員による公開討論会を行う。投票の結果と討論の内容を鑑み、公開現地審査会を行なう建築・活動を選考委員がその場で決定する。
- 三次選考<現地審査・見学会>
選考委員が2名以上のチームに分かれ現地審査を行い、現地案内は応募者が行なう。
現地審査は一般の見学者を受け入れた公開現地審査会とし、活発な意見交換の場となるように応募者も見学会に協力する。(個人宅等で公開出来ないものは選考委員による現地選考のみとする)
- 最終選考会
選考委員が現地審査見学会の評価を持ち寄り、選考の基準に基づいて内容を検討し、厳正な審査のうえ、入賞作品・活動を選出する。
7 賞
- 木の建築大賞
- 選考委員特別賞
- 特別協賛賞(木の活動賞、木の住宅賞、森のチカラ賞、木のチカラ賞、職人のチカラ賞)
- 冠賞(応募作品、活動の内容に応じて協賛者より送られる賞)
- メンバーズチョイス賞(二次選考会時の投票で得票数が最も多いものを表彰する。メンバーズチョイス賞に限り、他賞とのダブル受賞があり得る。)
8 選考委員 敬称略・五十音順
選考委員長
山辺豊彦/去R辺構造設計事務所 代表
選考委員
安藤邦廣/里山建築研究所 主宰・筑波大学 名誉教授
泉 幸甫/泉幸甫建築研究所 主宰・日本大学 客員教授
稲山正弘/東京大学大学院農学生命科学研究科 教授
今井信博/株式会社現代計画研究所 代表取締役社長
杉本洋文/褐v画・環境建築 代表取締役
槌本敬大/国立研究開発法人建築研究所 材料研究グループ長
速水 亨/速水林業 代表・(一社)日本林業経営者協会 顧問
藤原 敬/(一社)ウッドマイルズフォーラム 理事長・(一財)林業経済研究所 フェロー研究員
松井郁夫/鰹シ井郁夫建築設計事務所 所長
南 雄三/住宅技術 評論家
三澤文子/Ms建築設計事務所 代表
安井 昇/桜設計集団一級建築士事務所 代表
山崎真理子/名古屋大学大学院生命農学研究科 教授
客員選考委員
鰺坂 徹/鹿児島大学学術研究院理工学域工学系 元教授
伊東龍一/熊本大学 名誉教授
井上正文/(一社)大分県建築構造技術センター 代表理事
9 応募条件
- 応募資格、条件等は特にありません。応募点数の制限はありません。
ただし、応募書類に虚偽の記載があると判明したときには入賞を取り消す場合があります。
- 応募年度に開催が示された地域内における木の建築または木の活動であり、2013年1月以降の完成。
- 選考委員および客員選考委員、もしくはその関係者の応募は認めない。ただし、構造・設備設計や防耐火等の技術的サポートについて、関係する選考委員もしくは客員選考委員はその作品・活動の審査を行わない事を条件として応募を認める。
10 応募方法
応募は次の@〜Bをもって応募完了となります。
- 2023年5月15日(月)〜7月31日(月)
WEB上のエントリーフォームよりエントリー
https://forms.gle/8K7vBwXEyJnXLST16
- 2023年8月1日(火)〜20日(日)
応募書類の提出:(1)応募概要書・(2)建築・活動シートをメール送信 及び 郵送(宅配便可)
- 2023年8月20日(日)まで
応募費用の振込み
11 応募推薦
応募地域で推薦も募集。他薦の作品設計者、活動主催者へは事務局より連絡します。
12 応募の詳細
応募書類の提出:「応募概要書」と「建築・活動シート」を
(A)メール送信 及び(B)郵送(宅配便可)で送付してください。
応募書類受付期間:2023年8月1日(火)〜2023年8月20日(日)
A:データの提出
「応募概要書」(A4サイズ2枚、Excelファイル)は、木の建築賞のホームページよりダウンロードし、必要事項を記入して木の建築賞事務局宛にメール送信してください。
office@forum.or.jp
「建築・活動シート」は、下記の作成要領にしたがって作成し、解像度350dpi以上でPDF(もしくはJPG)書類(A4サイズ、2頁)を木の建築賞事務局宛にメール送信してください。(上記と合せて送信してください)
送り先:NPO木の建築フォラム木の建築賞事務局:office@forum.or.jp
B:書類の郵送
上記書類「応募概要書」と「建築・活動シート」を、郵送または宅配便でNPO木の建築フォラム事務局宛にお送りください。
※データでの提出物は作品集印刷用に、郵送いただいた書類は、審査用に使用させていただきます。
★「建築・活動シート」作成要領
- 建築・活動解説、概要、主旨、写真、図面(主要な平面図・立面図・断面図)等をA4サイズ(210o×297o)タテ使い2枚にレイアウトしてください。
- A4サイズ(210o×297o)の四周は、それぞれ15oあけてください。
- 図面等の縮尺、紙質、色は自由とします。パネル化はしないでください。
- 使用言語は日本語のみとします。
- 応募者を特定できる情報を記載しないこと。
- 応募書類はそのままA4サイズ見開き2頁にレイアウトしたカラーの資料集としてまとめ、二次選考会(木の建築賞発表会)木の建築賞発表会にて、配布、および販売を行います。また、資料集の内容を次年度以降の木の建築賞ポスターや共催団体の木の建築賞活動のPRとして使用させていただく場合がございます。応募者は、写真などについて著作権等の問題が生じないよう提出前に必要な手続きを済ませてください。
- 送信料、および送料は応募者負担となります。送料が受取人払いのものは受領できません。
- 応募書類受付期間最終日の2023年8月20日(日)の送信記録、消印および宅配業者受付は有効とします。
- 郵送、およびデータ送信中の破損、遅延等については応募者の責任とします。
- 応募書類の返却は一切行いません。
応募費用の振込み
- 応募作品1点につき所定の金額を指定の口座に、必ず応募責任者のお名前でお振込みください。
- 応募費用
【一次選考会】 |
種別 |
応募費用 |
一般 |
20,000円/1点 |
共催会員・協力会員
(NPO木の建築フォラム、公益社団法人日本建築士会連合会・一般社団法人ウッドマイルズフォーラム会員) |
10,000円/1点 |
U40(応募責任者が40歳以下)
※上記の半額割引 |
一般 |
10,000円/1点 |
共催・協力会員 |
5,000円/1点 |
【二次選考会】 |
種別 |
応募費用 |
一次選考会通過者(全員)
※一次選考通過時に改めてご案内いたします。 |
10,000円/1点 |
- 振込先: 三菱UFJ銀行 築地支店 (普通)1080392
特定非営利活動法人木の建築フォラム
13 選考スケジュール
- 実施要項配布開始 :2023年5月上旬
- エントリー期間 :2023年5月15日(月)〜7月31日(月)
- 応募書類受付期間 :2023年8月1日(火)〜20日(日)
- 費用振込 :2023年8月20日(日)まで
- 一次選考<書類選考> :2023年9月4日(月)
- 一次選考結果通知 :2023年9月下旬
- 二次選考<木の建築賞発表会>(応募者プレゼンテーション+統括討論会)
日時:2023年10月21日(土) 10:00〜18:00
会場:鹿児島大学教育食堂エデュカ(〒890-0065 鹿児島県鹿児島市郡元1丁目20)
- 三次選考<現地審査見学会>:2023年11月中旬〜12月下旬
- 最終選考会 :2024年1月17日(水)
- 結果通知 :2024年1月下旬
- 表彰式 :2024年6月中旬(NPO木の建築フォラム通常総会にて)
14 発表・表彰
- 『NPO木の建築』に作品を掲載する。
- 2024年度NPO木の建築フォラム通常総会にて表彰を行う。
15 共催、協賛、協力
共 催:NPO木の建築フォラム、公益社団法人日本建築士会連合会
特別協賛:株式会社山長商店、鹿児島県木造住宅推進協議会
協 賛:
鹿児島県木材協同組合連合会、株式会社総合資格、九州木材組合連合会、九州木材市場連合会、一般社団法人MOKスクール、公益財団法人日本住宅・木材技術センター、一般社団法人アーキテクトン奈良、一般社団法人日本木造住宅産業協会、株式会社タニタハウジングウェア、山佐木材株式会社、MEC Industry株式会社、株式会社スクリムテックジャパン
協 力:
公益社団法人日本建築士会連合会 九州ブロック会、公益社団法人鹿児島県建築士会、一般社団法人ウッドマイルズフォーラム、木の建築フォラム有志
16 お問い合せ、および応募書類送付先
NPO木の建築フォラム事務局
東京都文京区後楽1-7-12 林友ビル4階 〒112-0004
E-mail:office@forum.or.jp
TEL:03-5840-6405 FAX:03-5840-6406
二次選考会<木の建築賞発表会>には、どなたも参加することができます。