第2回木の建築賞の入賞者が決定しました
＝いま、どのような木の建築をつくるか＝
　木の建築賞は、これまでどこにもなかった木の建築を巡る議論の場を持つ顕彰事業です。
　この度、第2回木の建築賞の入賞作品・活動が決定いたしましたので、ここに発表いたします。

◇木の建築大賞
　作　品　名：土佐山田の舎
　応募責任者：山本恭弘
　所　　　属：聖建築研究所
◇コンテンポラリーウッド賞
　作　品　名：宮崎県木材利用技術センター
　応募責任者：三井所清典
　所　　　属：�潟Aルセッド建築研究所
◇ハイブリッドウッドアーキテクチュア賞
　作　品　名：あしゃぎ
　応募責任者：福村俊治
　所　　　属：�泣`ームドリーム
◇木の建築賞（順不同）
● 作　品　名：市ノ瀬パーキング
　応募責任者：土公純一
　所　　　属：土公建築環境設計室
● 作　品　名：高知市立龍馬の生まれたまち記念館
　応募責任者：西森啓史
　所　　　属：�� 西森啓史建築研究所
● 活　動　名：シーマプロジェクト78
　応募責任者：簑原信樹
　所　　　属：�岩ﾀ原アメニティデザイン
● 作　品　名：城島の家
　応募責任者：宮本繁雄
　所　　　属：�旧囃z工房　悠山想
● 作　品　名：爽やかな自然の風と暮らす格子網戸の家
　応募責任者：古川保
　所　　　属：すまい塾古川設計室��
● 作　品　名：己斐の家
　応募責任者：向山徹
　所　　　属：向山徹建築設計室
● 活　動　名：木の家づくりネットワーク木の香る住宅工房
　応募責任者：今井信博
　所　　　属：�褐ｻ代計画研究所
● 作　品　名：児童養護施設 聖ヨゼフ寮
　応募責任者：藤木隆男
　所　　　属：�鞄｡木隆男建築研究所
● 作　品　名：熊本県こども総合療育センター
　応募責任者：近藤彰宏
　所　　　属：�鞄�建設計
● 作　品　名：ドルフィンポート
　応募責任者：東條正博
　所　　　属：�鞄件�設計
◇冠賞協賛企業
　コンテンポラリーウッド賞：株式会社ウッドワン
　ハイブリッドウッドアーキテクチュア賞：中国木材株式会社

　第2回木の建築賞の経過をここにまとめてご報告します。
　昨年10月13日に第一次選考会で書類選考が行われ、11月12日には第二次選考会（木の建築賞発表会）が、大分県日田市で開催されました。
　その後、11月下旬から12月上旬までの間に、順次、第三次選考（現地視察見学会）が進められました。第三次選考では、選考委員12名が4チームに分かれ、第二次選考通過のすべての作品・活動を実際に見て回りました。
　そして、今年1月24日、木の建築フォラム事務局のある晴海にて最終選考会が行われました。最終選考会では、まず、各作品・活動が、応募要項にある「選考の基準」に合致しているかどうかの確認が行われました。その後、選考委員が実際に現地を目にした上で記載した選考評価書をもとに、各選考委員から講評が述べられ、各賞への候補があげられました。選考委員の間では率直な意見と議論が交わされました。
　「いま、どのような木の建築をつくるか」という問いへの答えはひとつではありません。その考え方や手法は実に多様です。木の建築賞では、誰もがそれぞれの考え方を伝え合い、知り合うことができる議論の場を設けています。応募されることもさることながら、第二次選考会（木の建築賞発表会）に参加されることを是非おすすめします。
　次回、第3回木の建築賞は関東および長野、山梨、静岡を対象地域としての開催を予定しています。
　第2回木の建築賞と入賞作品については、会誌『NPO木の建築』14号にて特集しています。
　また、表彰式は5月14日のNPO木の建築フォラム通常総会の午後の部で開催され、木の建築大賞受賞者他のスピーチも予定しています。　

ギャラリー選考委員として　木の建築賞発表会ご参加ください

第２回木の建築賞の二次選考会である、木の建築賞発表会が、11月12日（土）に大分県日田市にある日田豆田文化交流館で行われます。
当日、NPO木の建築フォラム会員のギャラリーは、投票に参加できる形式となっています。会場で応募者のプレゼンテーションを見て、これはいい！と思う作品や活動にあなたの票を投じてください。
同日夜には懇親会（情報交換会）、翌日の11月13日（日）には日田市伝統的建造物群保存地区の街並みと町家の見学会を行います。ふるってご参加ください！

■二次選考会　木の建築賞発表会
（応募者プレゼンテーション＋討論会）

　日　時：2005年11月12日（土）　9：30〜19：15
　会　場：日田豆田文化交流館
　877-0005　大分県日田市豆田町8-12　TEL:0973-22-6800

■木の建築賞発表会の懇親会
　日　時：2005年11月12日（土） 20：00〜
　会　場：琴平温泉「すみ火」（すみか）
　　　　　韓国風焼肉屋
　　　　　同一敷地内に温泉のある木造建築
　会　費： 6,500円
発表会会場からマイクロバスで移動します。

■宿泊
　宿泊先：ホテルソシア　　一泊朝食付きで7,000円
　懇親会会場からマイクロバスでお送りいたします。

■オプショナルツアー
　日　時：2005年11月13日（日） 9：00〜12：00
　見学先：日田市伝統的建造物群保存地区の街並みと町家
　会費： 2,000円
大分県西部に位置する日田市豆田町は、近世初期に建設された城下町から商家町へと変遷しました。寛永16年（1639）に幕府の直轄地となってからは、九州における政治・経済の中心地として発展してきました。南北二本の通りと東西五本の通りによる整然とした町割を残し、各時代で特色ある多様な建築様式は、 変化に富んだ町並みを形成しています。平成17年には重要伝統的建造物保存地区に指定されました。

オプショナルツアー行程は下記を予定しています。

午前9時00分集合（日田豆田文化交流館＝木の建築賞発表会と同じ場所）−薫長酒造−県指定文化財長福寺本堂− 登録文化財岩尾家住宅−広瀬資料館−県指定文化財草野家住宅−解散（正午）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
近辺には昼食を召し上がれるたくさんのお店があります。参加の皆様にはお店等が記載されております地図をお渡しします。
お申し込みは、10月11日(火)までに、申込み用紙に必要事項をご記入の上、NPO木の建築フォラム事務局FAX:03-5144-0057宛にお送りください。(神田雅子)

この度は木の建築フォラムの呼びかけにご協力いただき、誠に有難うございます。

◆木の建築賞　協賛金（順不同、お振込みの名義で掲載しております）

＜冠賞協賛金＞中国木材(株)様、(株)ウッドワン様 　

カネサダ横尾木工所様、三井所清典様、伴紀子様、杉本健一様、 なるこーむ・永井成二郎様、片岡泰子様 松留愼一郎様、加来照彦様、上河潔様、 (株)山康商店・山崎尚様、安廣周治様、風基建設(株)・渡辺隆様 安岡正人様、(株)重川材木店様、金谷紀行様 安曇野木材(株)・城崎正憲様、冨士田亮子様 (株)ウッドワン・大野義昭様、木内修様、ポイントA・高橋三紀子様、(株)ポラス暮し科学研究所様、(株)アルセッド建築研究所様、あしがら職人の会・岩越松男様、坂本功様、住吉建設(株)・住吉賢洋様、(有)建築工房悠山想・宮本繁雄様、山中敬久様、(株)住まい工房・堀川智様、(株)現代計画研究所・藤本昌也様、有馬孝礼様、半貫敏夫様、鬼丸貞利様、神山幸弘様、安廣周治様、田賀ハウス・田賀一郎様、山本恭弘様、袴田喜夫様、千葉喜之助様、(有)アマノ・天野恵嗣様、中村たかを様、桑田政次様、桑原宗一郎様、山田祐司様、前田廣士様、(株)鈴木工務店・鈴木亨様、鈴木有様、(有)北岡工務店・北岡兵二様、波多野純設計室様、安藤俊建様、(株)和田建築技術研究所・和田勉様、清水国寿様、山田利行様、(株)奈良県商工事務センター・楢原泰彦様、金森徳二郎様、竹澤要様、(株)高橋信吉建築研究所様、(有)ティー・イー・コンサルティング・宮林正幸様、佐々木幸久様、岩永俊幸様、金谷紀行様、岩崎敏之様、中島紀于様、(株)丸岡設計様、矢沢秀勇様、丹呉明恭様、武部建設様、テシマ設計(株)・手島亙様、馬場富次郎様、 アワーブレーン環境(株)様、(有)龕建築デザイン・泉本晋一様、(株)福岡建築事務所・福岡隆夫様、宮沢次夫様、旭住研(株)・三谷秀隆様、馬場健一様、 雄設計・長谷部浩様、池嵜助成様、佐藤英子様、大石政雄様、花里利一様、長谷見雄二様、竹村冨男様、古川洋様、(株)高田建築事務所・高田清太郎様、増田一眞様