◆第17回(2022年)
◆第16回(2021年)
◆第15回(2019年)
◆第14回(2018年)
◆第13回(2017年)
◆第12回(2016年)
◆第11回(2015年)
◆第10回(2014年)
◆第9回(2013年)
◆第8回(2012年)
◆第7回(2010年)
◆第6回(2009年)
◆第5回(2008年)
◆第4回(2007年)
◆第3回(2006年)
◆第2回(2005年)
◆第1回(2004年)
  
  
 ■ 第4回木の建築賞 選考委員
安藤邦廣(委員長)、泉幸甫、加来照彦、神谷文夫、小嶋睦雄、槌本敬大、中谷正人、
播繁、藤田香織、三澤康彦

<客員選考委員>
飯島泰男、菅原香織、松本真一

 index
  ■実施要項
  ■いよいよ二次選考会
  ■二次選考会 報告
  ■結果発表
  ■入賞作品・活動一覧

  ■協賛金ご協力ありがとうございます

 ■ 入賞作品・活動一覧
第4回木の建築賞 入賞作品・活動<作品+活動=合計14点>


■木の建築大賞<1作品>


 『三川町立東郷小学校』
 (菅原英介氏/菅原二郎建築設計事務所)







■NCN木骨構造賞<2作品>
 (特別協賛:株式会社エヌ・シー・エヌ)

 『向陽台コート』
 (小室雅伸/北海道建築工房)






 『常盤小中学校』
 (佐藤友一/設計集団環共同組合)


■住木技術開発賞<作品>
 (特別協賛:財団法人日本住宅・木材技術センター)


 『新発田城三階櫓』
 (山崎完一・片柳友哉/グリーンシグマ)





■アキプラの森・資源循環賞<1活動>
 (特別協賛:秋田プライウッド株式会社)


 『NPO川崎町の資源をいかす会
               森を育む家づくりグループ』
 (原田有造/NPO法人川崎町の資源をいかす会・
                  森を育む家づくりグループ)





■選考委員特別賞<1活動>

 『中越地震被災地・山古志における
              自立再建住宅の建設支援活動』
 (三井所清典氏/(株)アルセッド建築設計事務所)





■木の建築賞<6作品+3活動=8点>

 <作品>
 『寒冷積雪地の次世代の木造モダニズム建築
                    「国際教養大学宿舎」』
 (西方里見・今井浩一・幸坂誠・丹波孝次・藤田剛
                  /設計チーム木共同組合)





 <作品>
 『森のかぞく』
 (櫻庭徹/サクラバ設計)


 <作品>
 『能代市立浅内小学校』
 (西方里見・今井浩一・幸坂誠・丹波孝次・藤田剛
                  /設計チーム木共同組合)


 <活動>
 『作品名称:結(よ)いっこで町(まち)を再生(つくる)』
 (田中勝昭/アトリエあすか)


 <作品・活動>
 『森の家づくりネットワーク(岩切の家、東松島の家)』
 (佐々木文彦/ササキ設計・岩渕正/クレア平塚)


 <活動>
 『ヤマガタ蔵プロジェクト』
 (山畑信博・竹内昌義・尾崎尋彦/東北芸術工科大学
  駒谷修二/ギャラリー絵遊・だいます
  小嶋正八朗/小嶋商事)


 <作品>
 『岩手の四季を楽しむ』
 (内田信平/岩手県立大学
  村上素子/若葉デザイン一級建築士事務所)


 <作品>
 『下新町の家』
 (大橋秀三/大橋建築設計工房)



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 ■ 結果発表

第4回木の建築賞の入賞14点が決定しました
=いま、どのような木の建築をつくるか=

 木の建築賞は顕彰事業という形式をとっていますが、その様相はいわゆる木造建築コンペとは大きく異なります。本年度の第4回木の建築賞は下記の日程で進められました。

□2007年9月10日:応募締切り
□2007年9月25日:1次選考会(書類選考)
□2007年10月20日:2次選考会
         (木の建築賞発表会)・統括討論会
         /秋田県立大学木材高度加工研究所にて
□2007年11〜12月:3次選考会(現地審査見学会)
□2007年12月20日:最終選考会

 結果、次の14点の入賞を決定いたしました。


最終選考会の様子

第4回木の建築賞入賞作品・活動
<9作品+5活動=合計14点>
◆木の建築大賞
名   称:三川町立東郷小学校
応募責任者:菅原英介/菅原二郎建築設計事務所

◆選考委員特別賞
名   称:中越地震被災地・山古志における自立再建住宅の建設支援活動
応募責任者:三井所清典/株式会社アルセッド建築研究所

◆住木技術開発賞
(特別協賛:財団法人日本住宅・木材技術センター)
名   称:新発田城三階櫓
応募責任者:山崎完一/株式会社グリーンシグマ

◆NCN木骨構造賞
(特別協賛:株式会エヌ・シー・エヌ)
名   称:向陽台コート
応募責任者:小室雅伸/有限会社北海道建築工房

名   称:常盤小中学校
応募責任者:佐藤友一/設計集団環協同組合

◆アキプラの森・資源循環賞
(特別協賛:秋田プライウッド株式会社)
名   称:NPO法人川崎町の資源をいかす会
      森を育む家づくりグループ
応募責任者:原田有造/NPO法人川崎町の資源をいかす会森を育む家づくりグループ

◆木の建築賞<5作品+3活動>
名   称:寒冷積雪地の次世代の木造モダニズム建築「国際教養大学宿舎」
応募責任者:西方里見/設計チーム木協同組合

名   称:森のかぞく
応募責任者:櫻庭徹/サクラバ設計

名   称:能代市立浅内小学校
応募責任者:西方里見/設計チーム木協同組合

名   称:結(よ)いっこで町(まち)を再生(つくる)
応募責任者:田中勝昭/アトリエあすか

名   称:杜の家づくりネットワーク
      (岩切の家、東松島の家)
応募責任者:岩渕正/株式会社クレア平塚
      佐々木文彦/有限会社ササキ設計

名   称:ヤマガタ蔵プロジェクト
応募責任者:山畑信博/東北芸術工科大学

名   称:岩手の四季を楽しむ
応募責任者:内田信平/岩手県立大学

名   称:下新町の家
応募責任者:大橋秀三/大橋建築設計工房

 第4回木の建築賞の全入賞作品・活動と講評、また統括討論会と最終選考会の経過などについては『NPO木の建築』第20号(2008年4月1日発行)にて特集する予定です。
 表彰式は2008年5月18日(日)午後、東京大学農学部弥生講堂にて行われます。木の建築大賞、選考委員特別賞などの受賞者によるスピーチを予定しています。どなたも参加できますので、是非ご参加ください。
 本年度も会員の皆様をはじめ、本当に多くの方々のご支援があって、木の建築賞を開催することができました。この場をかりて厚く御礼を申し上げます。ご支援ありがとうございました。
 さて、次回第5回木の建築賞は近畿・中部地区(石川県、富山県、福井県、岐阜県、愛知県、滋賀県、大阪府、京都府、奈良県、三重県、和歌山県、兵庫県)の建築・活動を対象として開催する予定です。今年6月頃には実施要項を発表します。前回参加された方も、応募し損ねた方も、お楽しみに!
 本年度の特別協賛企業については申込み受付中です。協賛くださる企業の理念にふさわしい新たな賞を設けます。事務局までご相談ください。

(神田雅子)  


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 ■ 二次選考会報告 

木の建築賞発表会が能代で開催されました
=いま、どんな木を使って、どんな建築をつくるか=

木の建築賞は顕彰事業という形式をとっていますが、その様相はいわゆる木造建築コンペとは大きく異なります。毎回、各地域で木に関わる活動を精力的に行なっているグループを訪ね、開催の運営協力をしてもらっています。応募者はプレゼンテーションを通して木に関わる自らの活動を紹介し、参加者や選考委員とともに木に関わるお互いの仕事を知り合い、意見交換を行ないます。そこは、木に関わる同志に会える場であり、新たなネットワークが生み出される場でもあります。まさに「木の建築フォラム」そのものと言ってよいでしょう。

 
 
二次選考会会場風景

去る10月20日(土)に秋田県能代市の秋田県立大学木材高度加工研究所にて、二次選考会(木の建築賞発表会)が開催されました。総勢70名程の参加者の中、一次選考を通過した18点の作品・活動の応募者のプレゼンテーションが行われました。
18点のプレゼンテーションの後、フォラム会員、応募責任者がそれぞれ3票を、選考委員が5票を持ち、優れていると思われる作品・活動に票を投じます。投票の後、車座討論会にて意見交換を行い、最後に選考委員が二次選考通過作品・活動を15点に絞り込みました。

統括討論会

翌21日の見学会では、能代市二ツ井町の天然秋田スギの木造校舎や体育館を巡り、天然秋田スギの仁鮒水沢スギ植物群落保護林に入り、日本一背の高いスギを見ることができました。

見学会での記念撮影−道の駅ふたついにて

第二次選考会を通過した作品・活動は次の15点です。
(二次選考会の発表順)

応募責任者

所 属

作品・活動名称

1

西方里見

設計チーム木協同組合

寒冷積雪地の次世代の木造モダニズム建築「国際教養大学宿舎」

2

菅原英介

菅原二郎建築設計事務所

三川町立東郷小学校

3

櫻庭徹

サクラバ設計

森のかぞく

4

佐藤友一

設計集団環協同組合

常盤小中学校

5

三井所清典

株式会社アルセッド建築研究所

中越地震被災地・山古志における自立再建住宅の建設支援活動

7

山崎完一

株式会社グリーンシグマ

新発田城三階櫓

8

西方里見

設計チーム木協同組合

能代市立浅内小学校

9

田中勝昭

アトリエあすか

結いっこで町を再生

10

小室雅伸

有限会社北海道建築工房

向陽台コート

11

佐々木文彦

有限会社ササキ設計

うなぎの東海邸 移築再生工事 店舗併用住宅

12

岩渕正

株式会社クレア平塚

岩切の家

13

原田有造

NPO法人川崎町の資源をいかす会 森を育む家づくりグループ

NPO法人川崎町の資源をいかす会 森を育む家づくりグループ

14

佐々木文彦

有限会社ササキ設計

東松島の家

15

佐々木文彦

有限会社ササキ設計

杜の家づくりネットワーク

16

山畑信博

東北芸術工科大学

ヤマガタ蔵プロジェクト

17

内田信平

岩手県立大学

岩手の四季を楽しむ

18

大橋秀三

大橋建築設計工房

下新町の家

(12、14、15については、2つの作品を含む1つの活動として二次選考通過とした)

二次選考を通過した作品・活動については、三次選考会に進みます。三次選考会では、選考委員が4チームに分れ、11月中にすべてのものを現地視察します。その後、最終選考会を経て入賞作品・活動が決定されます。
この4回目で木の建築賞は全国を一巡することになります。今回も本当に多くの方々のご支援をいただいています。ご支援、ご協力、本当にありがとうございます。
(神田雅子)  


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 ■ いよいよ二次選考会

応募受付がはじまりました
二次選考会の能代でお会いしましょう
=== いま、どのような木の建築をつくるか===

 全国を4つの地域に分けて毎年開催される木の建築賞は、一巡目の最後の地域である、北海道・東北・新潟地区を応募対象として応募受付が始まりました。年々参加ギャラリーが増え、一次選考通過者のプレゼンテーションが白熱する二次選考会(木の建築賞発表会)は、10月20日(土)に能代市の秋田県立大学木材高度加工研究所にて開催されます。
 フォラム会員は、二次選考会の投票で3票の権利を持つことができます。当日のプレゼンテーションを見て、これぞと思う作品・活動に投票してください。応募についての詳細は、実施要項をご覧ください。二次選考会、懇親会、見学会などの参加申し込みは、差し込みの「第4回木の建築賞 二次選考会・関連行事参加申込書」に必要事項を記入して、10月1日までにフォラム事務局にFAXでお申し込みください。多くのご応募とご参加をお待ちしています。
 お住まいの地域によっては能代への交通手段は便が少なく、また、会場近くの宿泊施設は限りがあります。NPO木の建築フォラムでは往復の交通と宿泊手配のお手伝いはいたしませんので、ご応募、ご参加をされる方は、各自早めの手配をお願いします。
10月に能代でお会いしましょう。(神田雅子)
 
■二次選考会会場とアクセス        
○会場:秋田県立大学木材高度加工研究所 研修室
    秋田県能代市字海詠坂11-1
○アクセス

○乗り合いタクシー:10月20日(土)ANA 787便羽田(07:25)、大館能代(08:30)に合わせて、大館能代空港から会場までの乗り合いタクシーを手配します。料金は1,200円。
 申込みは、「第4回木の建築賞 二次選考会・関連行事参加申込書」をフォラム事務局にFAX送信。
■二次選考会プログラム(予定)
 09:00〜    開場
 09:40〜10:00 開会・木の建築賞委員長挨拶 選考委員紹介など
 10:00〜11:00 プレゼンテーション(4組)
 11:00〜11:05 休憩
 11:05〜12:05 プレゼンテーション(4組)
 12:05〜13:00 昼食
 13:00〜15:00 プレゼンテーション(8組)
 15:00〜15:15 休憩・ティーブレイク
 15:15〜17:15 プレゼンテーション(8組)
 17:15〜17:30 投票
 17:30〜19:00 統括討論会・選考決定・閉会

■懇親会(情報交換会)
 二次選考会の長時間の激論の後は、木の国・酒の国・米の国の、秋田天杉の料亭「金勇」で能代の酒と料理と400年の歴史を誇る「秋田県無形民俗文化財切石ささら」を鑑賞しながら懇親しましょう。
○幹 事:西方里見/有限会社西方設計
○日 時:10月20日(土) 19:30〜21:30
○場 所:料亭金勇(かねゆう)
 秋田県能代市柳町13−8 TEL: 0185- 55-3355
 天然秋田杉の豪華な造り・優雅な景観が近代能代の
 文化の繁栄を伝える歴史的建造物。明治23年創業。
 現在の建物は昭和12年に完成し登録有形文化財。
○参加費:5,000円、事前申込み制、当日お支払い。
○余 興:秋田県無形民俗文化財
     切石ささら(能代市二ツ井)
○参加申込みは、「第4回木の建築賞二次選考会・関連行事参加申込書」をフォラム事務局にFAX送信。
■木造学校建築見学会
 かつて全国一の天然秋田杉の産出量を誇った能代市二ツ井町。各地区の人々が自然風土を活かしながら、人材育成や文化活動の拠点として活用してきた天然秋田杉の木造校舎や体育館を通して、持続可能な地域づくりへのヒントを探してみませんか。

○企画案内:菅原香織/秋田公立美術工芸短期大学
○日 時:10月21日(日) 9:00〜16:00
○テーマ:木造学校建築を中心とする見学会
○行程(予定):貸し切り専用バスにて移動
 09:00 秋田県立大学木材高度加工研究所
     (集合1)
 09:20 道の駅ふたつい(集合2)
 09:30 切石小学校
 10:15 仁鮒小学校
 11:00 旧・種梅小学校
 11:30 昼食(種梅ふるさとの家)
 13:00 天然秋田杉美林
     (仁鮒水沢スギ植物群落保護林)
 14:30 旧・田代小学校
 15:50 道の駅ふたつい(解散1)
 16:00 JR二ツ井駅(解散2)
 16:20 秋田県立大学 木材高度加工研究所

○集合時間と場所:
 9:00に木材高度加工研究所からバスが出発します。
 車でお越しの方は、道の駅ふたついの無料駐車場において9:20までに集合してください。

○解散時間と場所:16:00頃(JR二ツ井駅)
 あきた北(大館能代)空港からANA790便(17:45
 発)東京行きをご利用の方は、16:21二ツ井駅前
 発のリムジンバス(500円)をご利用ください。

○参加費:2,000円、事前申込み制・当日お支払い(資料代・バス代・昼食代・保険代込)

○参加申込みは、「第4回木の建築賞 二次選考会・関連行事参加申込書」をフォラム
 事務局にFAX送信。

■会場付近の宿泊施設<参考>
○能代キャッスルホテル<能代駅近く
〒016-0831能代市元町16-6
TEL:0185-55-1111  FAX:0185-55-1101
○能代タウンホテルミナミ<繁華街近く>
〒016-0821 能代市畠町9-28
TEL:0185-55-2256 FAX:0185-55-3735
○ホテルニューグリーン能代
〒016-0865 能代市青葉町3-5
TEL:0185-54-3511 FAX:0185-54-3515
○あずま旅館
〒016-0824 能代市住吉町2-21
TEL:0185-52-3715 FAX:0185-52-2501


切石小学校 体育館



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 ■ ご支援ありがとうございます

 木の建築賞は、特別協賛団体・企業の特別協賛金、会員の皆様の協賛金、応募者の皆様の応募費用による資金、各地域の団体・企業の共催、後援、そして多くの木に関わる方々のご支援によって運営されています。

○特別協賛
 株式会社エヌ・シー・エヌ
 財団法人日本住宅・木材技術センター
 秋田プライウッド株式会社

○協賛いただいた会員の皆様 <順不同・敬称略>
 株式会社高橋住研(高橋幸志)・株式会社角仲林業 山中敬久・小原吾朗・古川洋・福島駿介・田賀一郎・株式会社番匠 真瀬悦邦・株式会社榊住建・山辺豊彦・半貫敏夫・石貫方子・疋田洋子・清水国寿・高野信行・角禎展・金森徳二郎・鈴木有・住吉賢洋・佐藤英子・濱田東一郎・宮本繁雄・上林誉一・安廣周治・安岡正人・杉山健治・有馬孝禮・安井昇・榊原正三・斎藤木材工業・有限会社アマノ天野恵嗣・馬場建設株式会社 馬場富次郎・神谷文夫・木内修・片岡泰子・都竹雅之・福岡隆夫・高橋三紀子・株式会社アルセッド建築研究所・山本長水建築設事務所・長谷部浩・金井義雄・原田真樹・竹村冨男・山本恭弘・有限会社フロムライフ・株式会社松永工務店・株式会社建築計画研究所都市梱包工房・堀川重幸


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 ■ 実施要項
2006年度 第3回木の建築賞 実施要項

1 名称
第3回 木の建築賞

2 開催地域
全国を4つの地域に分割し、いずれかの地域で年1回の開催とし4年で全国を一巡する。
地域側からみれば、4年に一度行われるオリンピック方式とする。

第4回応募対象地域:北海道・東北・新潟地区
         (北海道、青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、福島県、新潟県)

3 趣旨
木の建築に関わる者が自らの仕事や活動を発表し、相互に評価するとともに、
賞の選考過程をこれからの木の建築のあるべき方向を探る議論の場とする。

4 選考方式
1. 一次選考(書類選考)
全ての応募作品および活動の中から、24点程度(予定)の作品・活動を選出。
2. 二次選考(木の建築賞発表会)
一次選考通過作品・活動(24点程度)の応募者による10分間(質疑4分間、合計14分間)の プレゼンテーションの後、選考委員(持ち点5点)と発表会参加会員(持ち点3点)全員が投票を行う。
投票結果を見ながら統括討論会を行い、討論の中で三次選考を行う作品・活動を決定する。
3. 三次選考(現地視察見学会)
選考委員が1チーム3名以上の3チーム程度に分かれ、現地審査を行う。
案内役は応募者自身と木の建築賞スタッフとし、見学希望の同行が可能であれば見学者も同行する。
4 最終選考会
選考委員が現地視察見学会の評価を持ち寄り、選考の基準に基づいて内容を検討し、
厳正な審査のうえ、入賞作品・活動を選出する。

5 選考の基準
1. 地域の木材を主として用いており、森林の保全と地域の木材産業の振興に寄与していること。
2. 地域の職人や工務店が主体となってつくり、木の建築技術の継承と発展に寄与していること。
3. 地域の職人や工務店が主体となってつくり、木の建築技術の継承と発展に寄与していること。

上記の3つの事項において、下記a〜dの4つの観点(軸)にそった評価をおこなう。
a 上記(1)〜(3)の基準すべてにおいて合致し、木の建築として総合的に優れているもの
b 上記の(1)〜(3)のいずれかに合致し、技術的に優れているもの
c 上記の(1)〜(3)のいずれかを考慮した、木の建築の改造・再利用・転用、及び材料の 再利用において技術的または意匠的に優れているもの
d 上記の(1)〜(3)のいずれかに合致した、文化的活動または業績が優れているもの

6 賞
木の建築大賞            1点  aの観点に該当するものの中から選考する
木の建築賞(下記特別賞を含む)  10〜15点程度
                        a〜dの観点において一定の水準に達しているもの
特別賞
  住木技術開発賞(特別協賛:財団法人日本住宅・木材技術センター)
  NCN木骨構造賞(特別協賛:株式会社エヌ・シー・エヌ)
  アキプラの森・資源循環賞(特別協賛:秋田プライウッド株式会社)

7 選考委員
安藤邦廣(委員長)、泉幸甫、加来照彦、神谷文夫、小嶋睦雄、槌本敬大、中谷正人、
播繁、藤田香織、三澤康彦

客員選考委員
飯島泰男、菅原香織、松本真一

8 応募条件
1. 応募資格、条件等は特にありません。応募点数の制限はありません。
ただし、応募書類に虚偽の記載があると判明したときには入賞を取り消す場合があります。
2 応募年度に開催が示された地域内における建築作品または、木の建築に関わる活動であり、1996年1月以降の竣工完成もしくは活動であること。
3. 選考委員および客員選考委員、もしくはその関係者の応募は認めない。
よって、選考委員、および客員選考委員は自身および自身の関係者が応募を希望する場合は、事前に選考委員を 辞退すること。

9 応募要領
1. 応募提出書類
A 作品・活動解説、概要、主旨、図版(写真・図面)等をA4サイズ(210mm×297mm)タテ使い2枚にレイアウトしてください。
a A4サイズ(210mm×297mm)の四周は、各15mmあけてください。
b 図面等の縮尺、紙質、色は自由とします。
c パネル化などは、しないでください。
d 使用言語は日本語のみとします。
e 応募書類は、そのままA4サイズ見開き2頁のカラー作品集としてまとめ、木の建築賞発表会にて、配布・販売を行います。著作権等の問題が生じないよう提出前に必要な手続きを済ませてください。
B 応募概要書
応募概要書(A4サイズ、2枚)をNPO木の建築フォラムのホームページよりダウンロードし、必要事項を記入してください。
2. 応募方法
A 2種の応募提出書類を郵送または宅配便でNPO木の建築フォラム事務局宛に提出してください。
B 応募概要書(windows)/応募概要書(mac)」をメールに添付して、NPO木の建築フォラム事務局までメール送信してください。
メールタイトルに「木の建築賞応募」と明記してください。
C 送料は応募者負担となります。送料が受取人払いのものは受領できません。
応募書類受付期間は、2007年7月16日(月)から2007年9月10日(月)。
なお2007年9月10日(月)の消印および宅配業者受付は有効とします。
D 郵送中の破損、遅延等については応募者の責任とします。
E 応募費用は応募者負担とします、応募作品1点につき所定の金額を指定の口座に、必ず応募責任者の氏名でお振り込みください。応募書類と応募費用の受領をもって応募登録完了となります。

・応募費用  20,000円/1作品
        (ただし、NPO木の建築フォラム会員は10,000円/1作品)
 なお、応募時にNPO木の建築フォラムへの入会申込み手続きを行った場合は、会員の費用となります。

・二次選考費用  10,000円/1作品

・振込先: 三菱東京UF J銀行 月島支店 口座番号:3869267(普通) 
         口座名義:NPO木の建築フォラム 理事 坂本功
応募書類の返却は一切行いません。
10 2006年度選考スケジュール
・実施要項配布開始:2007年7月上旬
  (応募概要書は事務局に請求するか、HPからダウンロードしてください)
・応募書類受付期間 :2007年7月16日(月)から2007年9月10日(月)
・一次選考(書類選考):2007年9月下旬
・一次選考結果通知 :2007年10月上旬
・関連見学会:2007年10月21日(日)
         能代市内の木造学校建築(秋田杉の校舎・体育館など)を中心とする見学会
・三次選考 現地審査見学会:2007年10月21日〜12月中
・最終選考会:2008年1月中旬
・結果通知:2008年2月初旬
・表彰式:2008年5月(NPO木の建築フォラム通常総会にて)

11 発表・表彰
・『NPO木の建築』第20号に作品を掲載する。
・2008年度NPO木の建築フォラム通常総会にて表彰を行う。

12 主催:NPO木の建築フォラム
主催:NPO木の建築フォラム
共催:秋田木の建築賞実行委員会、日本全国スギダラケ倶楽部・秋田支部
特別賞協賛:財団法人日本住宅・木材技術センター、株式会社エヌ・シー・エヌ、
         秋田プライウッド株式会社
協賛:NPO木の建築フォラム会員有志
後援: 能代市、社団法人 秋田県建築士会能代山本支部、
     社団法人秋田県建築設計事務所協会、
     社団法人 日本建築家協会 東北支部 秋田地域会

13 お問い合せ
NPO木の建築フォラム事務局 担当:神坂(かみさか)

14 関連行事
情報交換会(懇親会)
 日時:2007年10月20日(土) 19:30〜
 場所:料亭 金勇(かねゆう)

見学会
 日時:2007年10月21日(日)
 テーマ:能代市内の木造学校建築(秋田杉の校舎・体育館など)を中心とする見学会
 集 合: 09:00(予定)
 解 散:16:00頃(解散場所は大館能代空港に向かいやすい場所を予定)


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