2009年9月26日と27日の２日間にわたり、　静岡県富士宮市の日本建築専門学校で《第12回木造耐力壁ジャパンカップ》を実施いたしました。出場耐力壁数は11体。1日目の午前中にすべての壁の組み立てを終えた後に、抽選を行いトーナメント戦の組合せを決めました。回を重ねるごとに出場耐力壁の強度が著しく増してきたために、今年はルールに金物重量4kg以下　壁の総重量200kg以下という制限を設けました。そうであるにもにも関わらず、金物を使用せずに20ｋNを超す耐力を発揮した壁や、30kN、40kNを超える壁も登場しました。

受賞したチーム名と耐力壁名は次の通りです。
■総合優勝　ジャパンカップ授与　　
　なでし子／ 四国職業能力開発大学校　　
■トーナメント戦優勝　　
　あやめ（菖蒲）／ チーム匠（アキュラホーム+東京大学木質材料学研究室+篠原商店）
■耐震性能　部門賞
　あやめ（菖蒲）／ チーム匠（アキュラホーム+東京大学木質材料学研究室+篠原商店）
■デザイン　部門賞　
　物語−ロマン−／ 竹村工務店（桧）　
■加工・施工　部門賞　
　砂時計／ 東北職業能力開発大学校　　
■環境　部門賞　
　なでし子／ 四国職業能力開発大学校　　
■審査員特別賞　
　杉檗／ 京都大学小松組

右：あやめ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　右：砂時計
左：後世（あす）への架け橋　　　　　　　　　　　 左：なでし子

結果の数値の一覧表や対戦のようすの映像などについては、公式ホームページの最新情報をご覧ください。