ジャパンカップ
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■ 木造耐力壁ジャパンカップとは

木造耐力壁ジャパンカップは、実物大の木造耐力壁を組立て、足元を固定した状態でどちらか一方の壁が破壊するまで、桁を互いに引き合わせて対戦させるイベントです。

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第18回 木造耐力壁ジャパンカップ
■結果報告

■ 2015年度 第18回木造耐力壁ジャパンカップ 結果報告

 今年度のジャパンカップは、様々な要因により夏真っ盛りの8月8日(土)〜10日(月)の3日間での開催となりました。会場は静岡県富士宮市の日本建築専門学校です。例年より1ヶ月程度早い時期での開催となったため、大会の公示も早めたのですが、参加チーム数は10チームにとどまりました。
 通常、予選会はくじ引きによるトーナメント方式なのですが、今回は、このルールを変更しました。
 先ず、参加10チームそれぞれの耐力壁を見かけのせん断変形角が1/60radまで荷重を負荷し、次に、その時点の荷重の大きい順に1番から10番まで並べます。決勝トーナメント枠には、シード番号が振ってあり、荷重の大きい順に1番〜8番までのシード権が得られるという予選形式としました。
 1番シードを獲得したチームは、kiba勝timbers(東大農学部)の壁で、木考塾と東工大のシード順は、予選荷重が12.59kNと同値であったため、くじ引きで決定しました。残念ながら、四国能開大と東京都市大の2チームは決勝トーナメントのシード権を得ることができませんでした。


各賞の受賞者(チーム名/壁名)は次の通りです。

◇ トーナメント優勝  (株)ポラス暮し科学研究所/板挟み
◇ ジャパンカップ総合優勝  滋賀職業能力開発短期大学校/Aegis (イージス)
◇ 耐震部門  木考塾/びわ湖1号
◇ デザイン部門  ポラス建築技術訓練校/めりかべ(仮)
◇ 加工、施工部門  東京工業大学 坂田研究室 篤志隊/Y、矯正中
◇ 環境部門  滋賀職業能力開発短期大学校/Aegis
◇ 審査員特別賞  東京理科大学 永野研究室  野田ソイソー's/板杉くん


トーナメント優勝は、常に最強の壁を目指す(株)ポラス暮らし科学チームで、4年ぶりの復活でした。
 ジャパンカップ総合優勝を獲得した滋賀職業能力開発短期大学校は4連覇達成です。昨年の表彰式でのインタビューで、「4連覇の意気込みは後輩へと託す」と託された後輩たちが見事に成し遂げました。
 デザイン部門賞のポラス訓練校、加工・施工部門賞の東工大坂田研と環境部門の滋賀能開短大は、同部門賞2連覇達成です。初参加では、木考塾が耐震部門賞、東京理科大チームは東工大坂田研OBの永野さんが率いるチームで、10点を超す総合得点を得て審査委員特別賞を受賞しました。各対戦のダイジェスト映像は公式サイトで公開しています。

(木造耐力壁ジャパンカップ事業幹事:小野泰)