ジャパンカップ
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■ 木造耐力壁ジャパンカップとは

木造耐力壁ジャパンカップは、実物大の木造耐力壁を組立て、足元を固定した状態でどちらか一方の壁が破壊するまで、桁を互いに引き合わせて対戦させるイベントです。

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第19回 木造耐力壁ジャパンカップ
■結果報告

■2016年度 第19回木造耐力壁ジャパンカップ結果報告

本大会は、9月17日(土)〜19日(月)、静岡県富士宮市の日本建築専門学校で開催されました。
参加チーム数は10チームで、予選会は、耐力壁の見かけのせん断変形角が1/60radまで荷重を負荷し、その荷重の大きい順に1番から8番までのシード権を得るという形式で行いました。
1番シードは(株)ポラス暮し科学研究所[軌条(キジョウ)]で、下図のとおり決勝トーナメント1回戦の対戦相手が決まりました。残念ながら、初参加の日本工学院専門学校、常連の日本建築専門学校はシード権を獲得できませんでした。


各賞の受賞者(チーム名/壁名)は次の通りです。

◇ トーナメント優勝
kiba勝timbers[東京木場製材(協)+東日本パワーファスニング(株)+東京大学木質材料学研究室)/HAMEX
◇ ジャパンカップ総合優勝
四国職業能力開発大学校/壁 SANUKI
◇ 耐震部門
kiba勝timbers[東京木場製材(協)+東日本パワーファスニング(株)+東京大学木質材料学研究室)/HAMEX
◇ デザイン部門
kiba勝timbers[東京木場製材(協)+東日本パワーファスニング(株)+東京大学木質材料学研究室)/HAMEX
◇ 加工、施工部門
四国職業能力開発大学校/壁 SANUKI
◇ 環境部門
四国職業能力開発大学校/壁 SANUKI
◇ 審査員特別賞
ポラス建築技術訓練校/シャバドゥビ


 トーナメント優勝は、kiba勝timbers(学生と社会人の混合チーム)で、最大荷重47.25kN、最大荷重時変位400o(1/7rad)という強く・粘る壁で、第1シードのポラス暮らし科学チームを打ち破り、耐震部門、デザイン部門も受賞しました。ジャパンカップ総合優勝は、コストパフォーマンスが最も優秀な壁に与えられる栄誉で、四国職業能力開発大学校/壁SANUKIが獲得しました。四国能開大チームも常連で、地場のスギやヒノキの製材のみを用いた壁で参加しています。過去に部門賞を得たことがありますが、総合優勝は初受賞、併せて加工・施工部門、環境部門も受賞しました。審査委員特別賞は、十代の大工チームの頑張りが評価されたポラス建築技術訓練校/シャバドゥビが受賞しました。
 また、今回から各賞のトロフィーが木製(ヒノキ)になりました。デザインは後援いただいている住・木センターの古久保理事長です。各対戦の様子は公式サイトでご覧下さい。

(木造耐力壁ジャパンカップ事業幹事:小野泰)