◆第02回 木の建築フォラム研究集会/太子町
■開催日:平成17年2月12日(土)
■会場:万葉ホール(太子町役場内)
■テーマ:「地域で修復のプロを育てるしくみ」

■主催:NPO木の建築フォラム、
     太子町、文化遺産を未来につなぐ森つくりの為の有識者会議
■後援:林野庁、文化庁、大阪府教育委員会

■プログラム(参加費:無料。但し、資料代500円/懇親会参加費7,000円)
12:40
 山本邸見学会と山本邸での昼食(費用1,000円、弁当代を含む。)
 山本邸:竹内街道に位置する太子町で1軒残った茅葺きで大和棟の民家
13:30
 万葉ホール(太子町役場内)へ徒歩移動(約15分)、受付開始
14:00
 挨拶
 吉村久平(太子町長)
 大野玄妙(文化遺産を未来につなぐ森つくりの為の有識者会議代表、法隆寺管長)
 有馬孝禮(NPO木の建築フォラム代表理事、宮崎県木材利用技術センター)
14:15
 パネルディスカッション「地域で修復のプロを育てるしくみ」
 司会   御船達雄(和歌山県文化財センター)
 パネラー 石井智子 (石井智子美建設計事務所)
      林義久  (大阪府教育委員会文化財保護課主査)
      西澤英和 (京都大学講師)
      阪上圭司 (阪上工務店)
      曽野一夫 (棟梁)
17:00
 閉会
18:00
 懇親会(情報交換会)費用7,000円(予定)

■見学会
「竹内街道を歩く」(費用5,000円、バス代・昼食代・お茶代を含みます。)
聖徳太子ゆかりの地である太子町叡福寺を訪ね、歴史ある「竹内街道」の古い町並みをバスにて効率的に歩こうと企画しました。荷物はバスの中に置いたままで気軽に歩けますが、運動靴等歩きやすい靴をご用意下さい。民家がつらなる街道沿いの集落を20〜30分程2箇所歩いて通りぬけます。近鉄当麻寺駅(當麻寺から徒歩15分)、近鉄大和八木駅、京都駅からのお帰りが可能です。なお、見学会募集人員は30人以上50人以内。30人未満の場合は実行できませんので御容赦下さい。


叡福寺・聖徳太子御廟 ※1
      ↓
竹内街道(太子町)散策 ※2
      ↓
竹内街道(當麻町)散策 ※2
      ↓
當麻寺山内を散策
當麻寺黒門に集合
    ↓
橿原市今井町 ※3

※1叡福寺(聖徳太子御廟)
聖徳太子の墓前に営まれた寺院で磯長山と号する。太子信仰の中核をなす寺院。

※2竹内街道
太子町には、古く推古天皇の時代より最古の国道である「大道」が難波より飛鳥京へと通っていた。その後、聖徳太子の信仰の道や、大阪へ通じる経済の道として時代とともに変貌を重ねながら、「竹内街道」として今へとつながっている。そこには、山本邸のような大和棟をもつ家や、漆喰や板壁に瓦屋根の家並が、昔からの集落の姿をとどめている。

※3
今井町
重伝建に指定されている今井町は、保存の状況、規模ともに最大の「寺内町」で、今西家をはじめとした当時の町並みが旧環濠内に良く整備されている。