■第24回公開フォラム開催案内 

 テーマ:災害をのり越える林業と木の建築

 日 時:2018年6月3日 日曜日 14:40〜18:00

 会 場:東京大学農学部弥生講堂一条ホール(文京区弥生1-1-1 農学部正門横)

 アクセス:地下鉄南北線・東大前駅より徒歩1分、千代田線・根津駅より徒歩8分

 申込用紙:WORDPDF

 近年、大震災に加えて豪雨水害の被害も相次いでいる。特に昨年(2017年)の九州北部豪雨水害においては、土砂崩れと大量の流木による被害の増大も指摘され、スギの人工林の保全と利用がその面からも問われている。今後、大震災、台風や集中豪雨による水害の多発が予測される中で、成熟期を迎えた日本の人工林の利活用について、森林の防災と災害復興に果たすべき役割を重ねて議論することで、災害を乗り越える林業と木材と建築の課題を明らかにしたい。

 プログラム:
14:40〜14:42 <開会挨拶>
松留愼一郎(特定非営利活動法人 木の建築フォラム 理事長)
14:42〜14:50 <趣旨説明>
安藤邦廣(建築家、筑波大学名誉教授)
14:50〜15:30 <話題提供1>
「治山治水からみた森林の変遷とこれからの森づくり」
 太田猛彦(東京大学名誉教授) 
15:30〜15:45 <話題提供2>
「成熟期を迎えた人工林と林産業の課題」
 速水亨(速水林業)
15:45〜16:00 <話題提供3>
「製材業の立場から朝倉水害について考えること」
 杉岡世邦(杉岡製材所)
16:00〜16:15 <話題提供4>
「復興支援とアート 朝倉水害流木再生プロジェクト」
 知足美加子(彫刻家、九州大学芸術工学研究院准教授)
16:15〜16:45 <話題提供5>
「東日本大震災における木材を活用した復興住宅の取り組み」
 安藤邦廣(建築家、筑波大学名誉教授)
16:45〜16:55 休憩
16:55〜18:00 <パネルディスカッション>
コーディネーター:
槌本敬大(国立研究開発法人 建築研究所)
パネリスト:
太田猛彦、速水亨、杉岡世邦、知足美加子、安藤邦廣(前掲)
総括:有馬孝禮(東京大学名誉教授)

18:10〜19:30 懇親会
懇親会が開催されます。奮ってご参加ください。
(懇親会参加費5000円の予定)