■第19回公開フォラム開催案内 

テーマ:「伝統的木造住宅はどこにむかうか −省エネルギー基準義務化を見据えて−」
日 時:2014年12月13日(土)13:30〜17:00
場 所:建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20)
アクセス:JR田町駅、都営地下鉄三田駅(浅草線・三田線)徒歩3分

主 催:
公益社団法人 日本建築士会連合会、公益社団法人 日本建築家協会、一般社団法人 日本建築学会、一般社団法人 東京建築士会、特定非営利活動法人 木の建築フォラム

後 援:
これからの木造住宅を考える連絡会、公益社団法人 日本左官会議、一般社団法人 日本ログハウス協会、一般社団法人 日本左官業組合連合会、特定非営利活動法人 日本伝統建築技術保存会、特定非営利活動法人 日本民家再生協会、住まいと環境 東北フォーラム

第19回公開フォラム開催案内

【主 旨】
今般決定された国の新たなエネルギー基本計画において、2020年までに段階的に省エネルギー基準の適合を義務化するとされたところであり、住宅における省エネルギー性能の向上に拍車がかかることになります。省エネルギー基準は元来高気密・高断熱住宅をベースに形作られており、我が国の伝統的木造住宅、さらには広く地域で継承されてきた木造住宅に対してその適用に問題が多く、多くの実務者が今後の展開に強い危機意識を持っています。
本年3月15日に公開フォラム「伝統的木造住宅と省エネルギー」を開催したところ、予想を上回る300名を超える参加者を得て、本テーマについて意識の高さが示されました。そこで今回は、前回十分ではなかった個別の課題を個々の住宅実施例において深めながら、木造住宅の省エネルギーに対する知識の深化、意識の向上をはかることを目的とします。

【プログラム】

総合司会 松留愼一郎(職業能力開発総合大学校教授)

13:30 開会挨拶 吉野 博(日本建築学会会長)

13:35 主旨説明 中村 勉(東京建築士会会長)

13:45 <基調講演>
宿谷昌則(東京都市大学教授)「省エクセルギーは放調から」

14:15 <事例報告>
赤嶺嘉彦(国土技術政策総合研究所 住宅研究部 主任研究官)
篠 節子(篠計画工房)
「伝統的木造住宅の省エネ・温熱調査報告」

14:45 休憩

15:00 <パネルディスカッション>
パネラー:
 鈴木大隆(北海道立総合研究機構 北方建築総合研究所 副所長)「住宅省エネルギー基準の考え方」
 安藤邦廣(筑波大学名誉教授)「伝統的板倉構法の設計」
 松井郁夫(ワークショップ「き」組代表理事)「伝統的「き」組の設計」
 綾部孝司(有限会社 綾部工務店)「伝統的土壁構法の設計施工」
 宿谷昌則、篠 節子
モデレーター:中村 勉(東京建築士会会長)

17:00 まとめ 小玉祐一郎(神戸芸術工科大学教授)

17:15 閉会挨拶 三井所清典(日本建築士会連合会会長)

18:00 懇親会

【費 用】
参加費1,000円、資料代1,000円、懇親会費3,000円

【問合先】
公益社団法人 日本建築士会連合会
〒108-0014 東京都港区芝5-26-20 建築会館5階
TEL 03-3456-2061 FAX 03-3456-2067
E-mail jigyo1@kenchikushikai.or.jp