◆第14回 木の建築フォラム/つくば 

■主 旨
 「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」の成立により、木造建築の推進にはかつてないほどの追い風が吹いています。『第14回木の建築フォラム/つくば』では、木材・木質材料の研究者にレクチャーしていただき、木材・木質材料に関する知識の再確認を行います。また普段、木材・木質材料を使われている方々に、木材・木質材料との係わりについてご発表いただきます。さらに、木材・木質材料に対する質疑応答や議論を通じて、木材および木質材料について深く考える機会を提供することを目的としています。

■テーマ
 よくわかる木のはなし―木材および木質材料に関する知恵と知識

■開催日・会場
2月25日(金)
(独) 森林総合研究所(茨城県つくば市松の里1)
JR牛久駅よりバスで約10分

2月26日(土)
牛久市中央生涯学習センター(茨城県牛久市柏田町1606−1)
JR牛久駅より徒歩約25分、特別バス(無料)運行予定


■プログラム
2月25日(金)<見学会>
13:00〜17:00
・森林総合研究所の試験研究施設・樹木園・展示資料等を研究者が案内(定員30名・要事前申込)
見どころ:種子・昆虫・動物の標本展示室 / 様々な種類のサクラや国内外針葉樹広葉樹を集めた樹木園/日本最初の構造用集成材 / ペリーの黒船が運んだベイマツ材 / 全世界から収集された木材標本/世界最大級の実大引張試験機(実験実演)など
17:00〜19:00
・情報交換会(森林総研隣の和風レストラン桂)

2月26日(土)<シンポジウム>
09:30 受付開始
10:00 開会(司会:杉本健一(森林総合研究所))
10:05 挨拶 坂本 功(NPO木の建築フォラム理事長/東京大学名誉教授)
10:10 講演「今さら人には聞けない木のはなし」林 知行(森林総合研究所研究コーディネータ)
11:50 昼食・休憩
13:00 パネルディスカッション 司会:河合直人(建築研究所)
話題提供:
「大工が取り組む木材の品質管理」宮内寿和(宮内建築)
「木組の家の試み」松井郁夫(松井郁夫建築設計事務所)
「私と木材・木質材料との係わり」川原重明(竃リ質環境建築)
「製材の品質と強度」長尾博文(森林総合研究所構造利用研究領域)
「木材の耐久性」桃原郁夫(森林総合研究所木材改質研究領域)
「構造用面材料」渋沢龍也(森林総合研究所複合材料研究領域)

14:20 休憩
14:30 総合討論 パネリスト:上記話題提供者6名
15:50 まとめ 有馬孝(宮崎県木材利用技術センター所長/NPO木の建築フォラム代表理事)
16:00 閉会
16:30〜19:30
シャトーカミヤ(国指定重要文化財)での見学会・懇親会

■主 催
特定非営利活動法人 木の建築フォラム

■後 援
独立行政法人 森林総合研究所、牛久市、一般社団法人 木を活かす建築推進協議会、林野庁