◆第01回 明治期のハンマービーム小屋組
求道会館と日本女子大学成瀬記念講堂 |
企画案内:山田利行(正会員)
日時:2004年10月15日(金)午後2時〜5時半
集合場所:求道会館 文京区本郷6-20-5
締切:10月5日(定員に達し次第締切ます)
参 加 費:会員2500円、一般3000円(資料代込み)
第1回は会員の山田利行氏を案内役として、東京に現存する『明治期のハンマービーム小屋組』をテーマに開催します。また、それぞれの保存修理に尽力された近角真一氏、鈴木賢次氏の解説もいただきます。また、見学会後には目白付近で懇親会を設ける予定です。
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◆第02回 天竜山林伐採体験ツアー |
企画案内:山口好則(正会員)
企画協力:
有限会社アマノ+株式会社石川木材+株式会社丸八製材所+榊原商店+有限会社西尾木材=T.S.ドライグループ
樹齢80年を超える天竜杉を自分の手で伐採してみませんか?この日は冬至前の新月期で、ベストの伐採適期です。与作になって汗を流した後に、美味しい山の幸(猪鍋・椎茸他)をご用意します。自分で伐採した木を購入することも可能です。フォラム会員だけでなく、ご家族、施主さんなど多くの皆さんの参加を期待します。
日時:12月11日(土)
参加費:会員2500円・非会員3000円(昼食付き)当日お支払い下さい。
集合
10:20 西鹿島駅(電車の方)
◇JR浜松駅から徒歩5分の新浜松駅発09:36または09:48の遠州鉄道にご乗車ください。
西鹿島駅からは車で送迎いたします。
10:30 榊原商店(自家用車の方)
〒431-3301 静岡県天竜市横川2670-2 TEL:0539−24−0505
車でのアクセス
榊原商店のホームページ http://www.sakakibara.biz/をご覧になってください。
スケジュール
11:00 榊原商店を出発
12:00 山林到着 金原明善(天竜の植林の父)の山林
12:00〜13:30頃 体験伐採と昼食
14:30 山林出発
15:30 榊原商店到着
15:30 原木の見学レクチャー もしくは石川木材倉庫見学(製品見学)
14:00 解散 その後自由に秋野不矩美術館見学(閉館17:00)など
宿泊希望者は、榊原商店ログハウスに宿泊も可能。
(寝袋持参の場合は宿泊費無料、貸し布団ご希望の方はレンタル代実費をいただきます。)
(神田 雅子)
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◆第03回 OMソーラー地球のたまご |
企画案内:武山倫(正会員)
■日 時:2005年1月22日(土)午前11時
■参加費:3500円(会員は割引で3000円)秋野不矩美術館の入館料を含みません。
■スケジュール
11:00 JR浜松駅前 遠鉄百貨店前
バンビ乗り場 集合
12:00 OMソーラー地球のたまご 着
13:45 たまご 発
14:45 秋野不矩美術館 着
16:00 美術館 発
17:00 JR浜松駅着 解散
「地球のたまご」は浜名湖に面して建てられたOMソーラー協会の研究施設です。太陽熱利用分野における新しい技術として日本に誕生したパッシブソーラーシステムの集大成として、その技術の粋を集めて計画されました。エネルギーの地産地消と持続可能な未来を目標とする施設を、設計チームとして設計監理に携わったOM研究所の武山倫氏の案内で見学します。また、後半は藤森照信氏設計の秋野不矩美術館を見学します。話題の建築2カ所を貸し切りバスで効率よく見てまわる企画です。ふるってご参加ください。なお、集合時間がお昼前ですが、昼食のご用意はいたしません。早めにすませるか、浜松駅の駅弁等をご用意の上バスに御乗車ください。
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◆第04回 寒川神社 |
企画案内:竹澤 要(正会員)
■日 時:2005年4月13日(水)午後1時45分〜5時頃
■参加費:3500円(会員割引3000円)初穂料、軽食代、資料代を含む。
寒川神社御本殿(パンフレットより転載)
竹澤古典建築設計事務所、竹澤要さんの設計監理による寒川神社を見学します。竹澤さんは大工修行を経て設計の仕事に進み、数多くの神社仏閣を手がけてこられました。寒川神社では、全体計画および、三の鳥居(平成2年)、手水舎(平成3年)、神門と回廊(平成5年)、御本殿(平成9年)などの設計監理に携わりました。
御本殿でお祓いを受けてから、竹澤さんの案内で見学します。普段は見られない部分も見学する予定です。見学後は境内の会館でお茶と軽食とともに、ビデオを見ながらより詳しい説明を伺います。神社建築の設計監理という接する機会が少ない分野の、興味深いお話が伺えると思います。新年度のお祓いも一緒の大変にお得な企画です。
寒川神社ホームページhttp://www.samukawa-jinja.or.jp
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◆第05回 木質複合構造・金沢エムビル |
企画案内:長村寛行
■日 時:2005年8月26日(金)午前11時〜午後3時半頃
■参加費:6000円(会員は5500円に割引)食事代、資料代を含む。
エムビル・美術デザイン研究所ルネッサンスは、燃え止まり効果による木の耐火被覆によって国内ではじめて完成する耐火建築物です。設計監理をされた長村寛行さんのご案内で見学します。見学の後に説明の時間を設けますので、先端の木造技術とフロンティアとしての工夫と苦労をじっくりと伺えると思います。後半は長村さんによる改修で生まれ変わった江戸時代のお茶屋「螢屋」でお昼をいただいて、店内の見学をします。金沢市内には大きな話題になった建築もいくつかあります。一泊して週末も使えば盛りだくさんの夏の旅行になるでしょう。
Architect office StraytSheep:
http://web1.incl.ne.jp/nagamura/
螢屋:
http://www.asadaya.co.jp/page.php?cid=hotaruya_top
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◆第06回 上野の杜の文化財・奏楽堂と寛永寺 |
企画案内:前野まさる(東京芸術大学名誉教授)
■日時:2005年9月1日(木)午後1時30分〜午後5時頃
■参加費:2500円 奏楽堂入館料込み(会員は2000円に割引)
上野の杜の旧東京音楽学校奏楽堂と寛永寺を見学します。奏楽堂は、東京芸術大学音楽学部の前身である東京音楽学校の音楽ホールとして明治23年に建てられ、滝廉太郎、山田耕筰など黎明期の音楽人を輩出しました。また、わが国最古のコンサート用パイプオルガンやおがくずの吸音材など興味深い見どころが多い建築です。昭和62年に創建の地を離れ上野公園内の現在地に移築保存され、国の重要文化財に指定されました。保存運動に尽力された前野まさる先生のご案内で見学します。保存に関わるご苦労話も伺えると思います。後半は寛永寺をまわり、明治維新後に徳川慶喜が蟄居した葵の間も見学します。
(袴田喜夫)
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◆第07回 国宝
唐招提寺金堂保存修理工事現場 |
企画案内:植田哲司(奈良教育委員会保存事務所唐招提寺出張所主任)
■共 催:(社)日本建築構造技術者協会
■日 時:2006年3月13日(月)
唐招提寺金堂:午後1:15〜2:30頃
瓦宇工業所 :午後4:00〜5:00頃
■参加費:2,000円(会員1,500円)当日お支払い下さい。
移動の交通費、および唐招提寺拝観料は含みません。
■定 員:30名
唐招提寺金堂 断面図 唐招提寺金堂では2000年より10年間をかけた平成大修理事業が進められています。2003年に解体調査が終了してから組立が開始され、現在は柱建立は完了し、柱上部の組物の段階に入っています。
ぜひ、この機会に金堂の組物や小屋の尾垂木などの取付を見学しましょう。現場見学後には講堂や経蔵等を拝観され、次の見学先に各自移動していただきます。
(株)瓦宇工業所 瓦参考室(奈良市西新在家町17:最寄駅 近鉄奈良駅より北へ徒歩5分) 社寺仏閣の瓦等数千枚が整理されています。平安時代の瓦も手に取って見ることができます。同社会長で文部省選定保存技術者でもある小林章男氏の興味深いお話が聴けます。
瓦宇工業所瓦参考室
(見学会担当:片岡泰子) |
◆第08回 東本願寺御影堂修理工事現場 |
企画案内:二宮 彰(日建設計)
■共 催:(社)日本建築構造技術者協会
■講 師:伊原惠司(東京芸術大学)
■日 時:2006年3月14日(火)
奥谷組社寺建築展示資料館 午前10:00〜12:00頃
東本願寺御影堂 午後1:30〜3:30頃
■参加費:2500円(会員2000円)移動の交通費を含みません。
■定 員:30名
東本願寺御影堂は宗祖親鸞上人750回御遠忌に向けて内外の大規模な修理工事を行っています。その工事現場を見学します。
平面積では国内最大、すなわち世界最大の木造建築の大屋根の葺き替えと小屋組の修理は、その巨大な規模に圧倒されます。文化財修復監修の伊原様と分離発注で行われている工事を取りまとめている二宮様のお二人から、それぞれ違う観点からのお話も伺えるかと思います。午前中には寺社を多く手がける京都奥谷組の資料館を見学します。充実した内容が評判の資料館です。
(袴田喜夫) |
◆第09回 吉田鉄郎設計 馬場氏熱海別邸 |
企画案内:橋本久道
■日 時:2006年3月11日(土)14:00〜16:30のあいだ随時
■参加費:500円 当日お支払いください。
■定員:定員はありませんが、混雑状況によりお待ちいただく可能性があります。
■問い合わせ先:03-5738-3044(加藤 橋本建築設計事務所 橋本)
馬場氏熱海別邸は、東京中央郵便局の設計者として知られる建築家・吉田鉄郎による木造住宅のひとつで、吉田がドイツ語著作『日本の住宅』で解説した日本の木造家屋の、ひとつの典型を目指したといえる作品です。
昭和15年、熱海に建てられてから当初の姿のまま70年ちかくを経過していますが、老朽化が進みつつあることから、実測調査をし、記録化を進めてきました。幸いにもこのたび、この住宅の建設者馬場はる氏の教育への大きな貢献を顕彰するものとして、吉田鉄郎の設計とともに建物の価値が認められ、馬場家ゆかりの富山に移築、新たに活用されることが決まりました。
そこで、3月中旬から始まる解体に先立ち、熱海の地での最後の見学会を馬場さんのご厚意でおこないます。是非、この機会に見学下さい。
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◆第10回 和歌山市内の歴史的建築物保存修理工事現場 |
企画案内:柳澤孝次(正会員)
■共 催:日本建築構造技術者協会木質部会
■日 時:2006年7月21日(金) 11時又は12時〜18時
■見学建物:和歌山県指定文化財総持寺本堂、重要文化財旧中筋家住宅
■説 明 者:和歌山県文化財センター、大成建設
■参加費:会員5,000円/一般5,500円を予定(マイクロバス、傷害保険含む)
■参加人数:23名
■見学建物
★県文総持寺本堂保存修理工事見学 県文化財:本堂、総門、鐘楼
建物概要:本堂は安政6年(1859)屋根瓦葺き工事中。耐震補強工事が見られます。◆スケジュール:
11時 関西空港 又は12時JR和歌山駅集合 マイクロバスにて保存修理工事見学
12時30分〜14時00分 県文総持寺本堂保存修理工事見学 和歌山市梶取86
14時30分〜17時00分 重文旧中筋家住宅保存修理工事見学 和歌山市禰宜148
18時 JR和歌山駅 解散
保存修理中の工事担当者や説明者の話を通じて歴史的建築の再生・修理の課題や新築との違い等を理解して頂くために、和歌山市内の2ヵ所の歴史的建築物保存修理工事現場を見学する企画です。
http://www.city.wakayama.wakayama.jp/menu_4/bunka/souji.htm
開山1450(宝徳2)年の総持寺本堂の保存修理工事。2007年8月竣工予定。
★重文旧中筋家住宅保存修理工事見学 重文:主屋、表門、長屋敷、北蔵、内蔵、御成門
建物概要:江戸末期の大庄屋の住まい。6棟の建物を痛み方の状況により半解体等で順次修理中。
表門:小屋組の修理中 主屋:屋根瓦葺き中 長屋敷他:修理ほぼ完了
http://www.wabunse.or.jp/kennzoubutuHP/kenzoubutuTOP.html
(見学会担当:山田利行) |
◆第11回 木曽檜の産地を見る |
企画案内:池田聡寿
(池田木材(株)http://www.hinoki-no1.com/)
■共 催: 文化遺産を未来につなぐ森づくりのための有識者会議、
日本建築構造技術者協会(JSCA)木質部会
■解 説:木曽森林管理署及び木曽の木材に携わる方々
■日 時:2006年10月20日(金)11時30分(JR木曽福島駅集合)〜18時
■参加費:一般5,000円(会員4,500円)を予定(バス代、昼食代、保険代他含む)
■定 員:45名
■見学場所:
11:30 JR木曽福島駅 集合後すぐにバスで出発
11:40〜12:50 くるまや本店にて行程の説明と昼食(名物のざる蕎麦)
13:30〜15:20 赤沢自然休養林見学
http://www.avis.ne.jp/~hinoki/page3_1_2_1.html
研修センターにて休養林の説明、昭和60年御神木奉伐跡地見学
木遣り歌披露、木曽檜・さわら等大樹見学
16:00〜17:00 池田木材(株)見学 木曽郡上松町正島1-10
倉庫及び木曽檜製材工程他見学
17:10〜17:50 小林へぎ板店見学 長野県木曽郡上松町桟1357
ねずこ、さわらのへぎ板の実演と展示場見学
18:00 木曽福島駅到着 解散
今回の見学会では、国産材産地の木曽で檜の山を守り、製材、加工に携わる方々の活動を見て頂きたいと思います。
・厳しい大自然の中で生き抜いてきた素晴らしい木曽檜を林野庁中部森林管理局木曽森林管理署の案内で見学。紅葉に燃える御嶽山系の木曽檜、さわら等の大樹に恵まれた赤沢自然休養林を歩きます。
・伊勢神宮御神木跡地にて木曽檜を守り育てて来た人々の思いを込めた木遣り歌にも参加。
・池田木材の工場にて木曽檜の製材工程を見学し製材の苦労、管理の大変さを伺います。
・日本で希少なへぎ板(木を薄く剥ぐ)職人の小林へぎ板店の小林さん(森の名人)の実演と展示室見学。
(見学会担当 山田利行) |
◆第12回 天竜杉の産地で学ぶ、新月伐採木とトレーサビリティー
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企画案内:山崎健治/(有)こころ木造建築研究所
■日 程:2006年12月16日(土)10:00〜16:00頃
■参加費:3000円/会員は割引で2500円(保険料、昼食代を含む)
■定員:30名
■スケジュール
10:30 榊原商店を出発
10:30〜11:15 移動・・・途中で「将軍杉(推定樹齢1000年以上)」を見学。
11:15〜12:15 山林到着、樹齢120年の杉の大木を伐採(伐採体験可)
12:15〜12:45 移動 榊原商店に戻る
12:45〜13:30 昼食(※詳細は下記)
13:30〜14:30 天竜TSドライシステム協同組合による、新月伐採木の最新情報公開
14:30〜15:30 〃 木材のトレーサビリティーへの取り組みの紹介
15:30〜16:00 質疑応答
16:00 解散 その後自由に秋野不矩美術館見学(閉館17:00)など
古くから林業が栄え、日本の三大人工美林の一つに数えられている天竜林、その天竜林で2回目の伐採体験見学ツアーです。前回のご好評に応えて再度企画しました。
最近は自ら伐採した木を記念柱に使用した家造りを行う方も増え、木材への関心の高さが感じられます。今回の伐採体験では、樹齢120年の杉の大木を伐採する予定です。山の仕事と共に、伐採の迫力を体験してください。
伐採体験に協力していただく、天竜TSドライシステム協同組合では、月の満ち欠けに合わせた「新月伐採」に取り組んでいます。伐り旬を守り、葉枯らし乾燥・桟積み天然乾燥をする事で、木の本来の力を引き出そうと考えています。新月伐採木の特徴や、最新の実験結果などで解った事等を合わせて、ご紹介したいと思います。
また、新月伐採と合わせて、上記組合では近年牛肉問題などで注目されている食のトレーサビリティーを木材に応用し、木材の履歴を追及できる「木材のトレーサビリティー」システムを実践しています。どのようなシステムで木材の履歴を管理しているのか?その具体的な流れを見ていただきたいと思います。
※昼食では、他ではなかなか食べられない山のご馳走も、合わせてお楽しみ下さい。
山のご馳走・・・召し上がれ!*朝獲りヤマメの塩姿焼き*これぞ本物!天然山芋のとろろ汁*ふっくら肉厚シイタケの炭火焼き*新鮮赤身のやわらか鹿刺し*珍味!ハチのカリカリ炒りなどなど・・・・
(山崎健治) |
◆第13回 大本山法華経寺の歴史的建築物を見る |
企画案内:日塔和彦(正会員)・渡辺 隆 (正会員)
■主 催:NPO法人木の建築フォラム
■共 催:日本建築構造技術者協会木質部会
■説 明 者:
法華経寺全体:日塔和彦(正会員)
五重塔保存修理工事:渡辺 隆 (正会員)
参道の案内:市川案内人の会 地元ボランティアにて案内
■日 時:2007年5月9日(水)13時〜17時
■参加費:(参加人数によるが)会員2500円、一般3000円(資料代含む)
■参加人数:30名
■見学建物:
日蓮宗大本山法華経寺境内の歴史的建築群の概略説明と主に下記建物の見学を計画します。 重文五重塔 (元和08年1622):
修理中で素屋根のある時に五層まで外部と塔内の見学をする予定です。 重文祖師堂(元禄15年1702):
平成9年に修理を終えています。使用中の建物内部の見学をします。 聖教殿(昭和05年1930):
伊東忠太の設計した建物で日蓮上人の国宝立正安国論等を収蔵。 外観のみ見学ですが詳しい資料で説明する予定です。
◆法華経寺境内、建物案内は下記HPをご覧下さい。
重文五重塔:設計監理:(財)文化財建造物保存技術協会
修理工事:風基建設株式会社 http://www.hokekyoji.com/index-new2.htm
(見学会担当:山田利行 ) |
◆第14回 喜楽山教令院慈眼寺山門新築工事現場
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企画案内:前田建設/金剛組現場責任者
■日 時:2007年12月8日(土)
■設計施工:前田建設/金剛組(社寺建築)
慈眼寺山門 見学:午後1:00〜2:15頃
金剛組加工場見学:午後4:15〜5:15頃
■参加費:1,000円(保険代含む)※移動の交通費は含みません。
■定 員:25名(先着順)
慈眼寺は宗教法人喜楽山教令院で巨人軍選手のお寺として親しまれています。現在は上棟、小屋組は完了し、12月初めには左官下地及び高欄取付の段階に入っています。原寸加工板もあります。都内で社寺建築の新築現場を見ることはなかなかできませんので、ぜひ、この機会に見学しましょう。
現場見学後には各自移動して、次に金剛組の加工場(社寺別件加工中)を見学します。
(見学会担当:片岡泰子)
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◆第15回 ポラテック(株) 板東プレカット工場見学 |
案内人:上廣 太(ポラス暮らし科学研究所 構造G)
■日 時:2008年1月18日(金)10:00〜17:30
■参加費用:フォラム会員 3,000円(保険代・バス代含む)
一般参加者 3,500円(保険代・バス代含む)
■定 員:30名
■見学先
七光台 工事現場・完成現場見学(60分)
↓
板東プレカット工場内見学(120分)
↓
ポラス暮らし科学研究所 1階ショールーム・実験棟見学(40分)
国内でも最大級で最新鋭設備を装備したプレカット工場です。この機会にプレカットの最新技術をご視察下さい。なお、バスで移動途中の木造住宅現場と、帰りにはポラス暮らし科学研究所の実験棟、ショールーム等を見せていただきます。交通不便な地域なので、専用バスで1日がかりのコースになります。ぜひ、ご参加下さい。
(見学会担当:片岡泰子) |
◆第16回 身延山久遠寺五重塔 |
案内企画:柳澤 孝次
■日 時:2008年3月1日(土)13:00〜15:00
■説 明:坂本 功
■集合場所:身延山久遠寺五重塔前
■集合時間:12:45
■参加費用:3,000円、フォラム会員は2,500円
日蓮宗総本山身延山久遠寺の五重塔復元工事の見学会を行います。この工事は、明治8年に焼失した塔を江戸時代初期の1619年当初の姿で復元再建する工事です。建て方が完了して仕上工事の途中の段階を見学します。
この工事の構造計画には坂本功氏を中心にフォラムも参画しました。当日は構造計画について坂本功氏の解説があります。
(見学会担当:袴田喜夫) |
◆第17回 日光「旧トレッドソン邸」見学 |
企画案内:佐藤敬介(アメニティ・キッチンサトウ)
■日 時:2008年10月24日(金)13:00〜
■集合場所:ホテル清晃苑前バス停(日光東照宮大駐車場前)
■参加費用:2,500円、フォラム会員は2,000円
■定 員:10名
旧トレッドソン邸の見学会を開催します。アントニンレーモンドの設計で、当時所員であった若き吉村順三が初めて担当を任されたといわれている住宅です。
このたび会員の佐藤敬介氏(アメニティ・キッチンサトウ)がキッチン改修工事を手がけられた関係で、現在の持主のご好意による見学会を企画することができました。少人数の企画になりましたが、現在お住まいになっている個人住宅なのでご了承ください。
(見学会担当:袴田喜夫) |
◆第18回 自由学園の木造校舎と耐震補強 |
企画案内:袴田喜夫
■日 時:2008年11月15日(土)午後2時
■集合場所:自由学園正門
■参加費用:2,000円、フォラム会員は1,500円
■定 員:30名
大正10年に創立した自由学園は、フランクロイドライトによる校舎(現明日館、大正11年)竣工の後に、現在の校地である南沢(東久留米市)に初等部(昭和5年)、女子部(昭和9年)を移転しました。約三万坪の敷地に点在する木造平屋の校舎は、約80年の歳月を経ても大切にされて、豊かな緑の中で伸びやかですばらしい環境を作り出しています。設計者遠藤新はライトの元で帝国ホテルの設計を担当した建築家で、ライトの影響を強く感じさせながらも、独自の木造意匠を展開しています。一連の建築は東京都歴史的建造物に選定されています。
学園では今年の夏から順次耐震補強および修理工事を行っており、初等部校舎が完成したところです学園の建築に詳しい建築家宮井昭隆氏(自由学園)と耐震補強工事の設計を担当した袴田喜夫氏(意匠)、金箱温春氏(構造)の説明で見学します。
(見学会担当:袴田喜夫) |
◆第19回 木の文化を見る
OMソーラーの木造保育園 |
むくどり風の丘保育園は、今年度開園した木造の保育園です。90人定員の比較的小規模な園で、回廊で囲われた中庭と保育室が一体となって、子供のための静かな環境を作っています。また、相模川河岸段丘の南向き敷地の陽当たりを生かして、NEDO新エネルギー・産業技術総合開発機構の補助金を得て、太陽熱利用のパッシブソーラーシステム(OMソーラーシステム)を設置しました。省エネルギー技術の普及啓発事業として、ソーラーシステムの説明会と建築の見学会を開催します。ソーラーシステムを設計した武山倫氏と建築設計の袴田喜夫氏の説明で見学します。
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■日 時:2008年12月6日(土)午前10時
■集合場所:むくどり風の丘保育園(相模原市下九沢1558)
■説 明:武山倫(OMソーラーシステム設計)
■企画案内:袴田喜夫
■参加費用:500円
■定 員:30名
■申込受付:11月6日から受付けます。
先着順ですが初日に定員を上回った場合は初日申込者の中から抽選します。
(見学会担当:袴田喜夫) |
◆第20回 秋田 木造建築を見る旅 |
企画案内:片岡 泰子((株)お茶の水設計工房)
■日 時:2009年10月30日(金)10:15〜
■集合場所:秋田空港前(A) JR秋田駅前(B)
■参加費用:23,000円(予定)、フォラム会員は優先的に受付
■定 員:18名
紅葉の秋路を安藤邦廣氏の案内で内田祥哉氏とともに秋田の木造建築を見てまわる企画を計画しました。夜は豪農の館を改築してできた温泉宿に泊まり、内田先生を囲んでゆっくり語りあうという木造建築と紅葉を堪能する豊かな旅になります。(見学会担当:片岡泰子)
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◆第21回 東京都 重要文化財護国寺月光殿 保存修復工事現場見学会 |
■日 時:2011年12月16日(金)14:00〜16:00
■集 合:護国寺境内 多宝塔前
■案内人:文建協現場担当者、坂本功氏(フォラム理事長、東京大学名誉教授)
■場 所:護国寺 東京都文京区大塚5-40-1
■交 通:護国寺駅(地下鉄有楽町線)、池袋駅(JR山手線)より都営バスにて護国寺前
■参加費:会員1,000円・一般1,500円
■人 数:20名(申込み先着順)
■内 容:
護国寺月光殿は、大津市(近江)の三井寺の塔頭日光院の客殿を昭和3年に現在の場所に移築し、昭和6年に国宝、昭和26年に重要文化財に指定されました。
園城寺子院の光浄院、勧学院の両客殿などとともに『匠明』の「主殿の図」に似た、当時の書院造りの典型を示す建物です。平成20年11月より、公益財団法人文化財建造物保存技術協会(文建協)の設計監理によって、解体修理が行われています。
解体の後、基礎の免震工事を終え、現在は建て方の最中だそうです。今回の見学会は、文建協現場担当者と坂本功氏(フォラム理事長、東京大学名誉教授)のお二人にご案内いただき、月光殿の軸組を総覧できる絶好の機会となることでしょう。動きやすい服装と靴でお越しください。(神田雅子)
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◆第22回 高野山真言宗 日向山 宝城坊 日向薬師 薬師堂(本堂)大修理現場見学会 |
■日 時:2013年5月22日(水)15:00〜16:30
■集 合:日向薬師 本堂前
■場 所:日向薬師(〒259-1101 神奈川県伊勢原市日向1644/http://hinatayakushi.com/)
■案内人:(公財)文化財建造物保存技術協会 矢野昭洋様、久保亮介様
■内 容:
日向山は奈良時代初頭の霊亀2年(西暦716年)に、僧行基により開山されました。薬師堂(本堂)は、単層の茅葺屋根で創られた、荘厳な趣のある建物です。万治3年(1660)に旧本堂の部材を利用し修復されました。平成18年の詳しい調査の結果、屋根・柱・床の老朽化と虫害があり、大修理が必要であると判明し、平成23年(2011)より、文化庁・神奈川県・伊勢原市の協力と助成を受け、【平成の大修理】が行われています。現在は全解体が終了しており、覆屋に並べられた本堂の軸組が総覧でき、3月に始まった木部の補修、新材加工作業現場をみることができます。春の山の散策を兼ねて、動きやすい服装と靴でお越しください。
(見学会事業幹事 神田雅子)
■参加費:会員1,000円・一般1,500円
(資料代、保険加入費を含む。宝物殿拝観料等は含まれません。)
※各自、必ずヘルメットをご持参ください。
■人 数:20名程度(申込み先着順)
■交 通:
【車でお越しの場合】
・東名高速厚木ICより約20分
国道246号線伊勢原市役所前交差点より約10分
※駐車場のご案内
(1)バス停隣接駐車場(無料)
・境内まで参道を徒歩で約15分登ります。中間地点に仁王門(山門)があります。
(2)境内入り口駐車場(無料)
・薬師林道を七沢方面に登り、境内入り口前にあります。駐車場から徒歩2分程で境内に入れます。
【電車、バスでお越しの場合】
・電車 小田急線(小田原線)伊勢原駅下車(北口)バス 神奈川中央交通路線バス 伊勢原駅北口3番乗り場 日向薬師行 終点下車(約20分)。終点で下車後、境内まで参道を徒歩で約15分登ります。
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◆第23回 明治神宮の建築名所を巡る見学会 |
◆明治神宮の建築名所を巡る見学会 ─ 終了しました ─
○日時:2013年9月13日(金)10:00〜12:00
○集合:明治神宮 御社殿前 9:45
○場所:明治神宮(〒151−8557 東京都渋谷区代々木神園町1-1)
○サイト(地図):http://www.meijijingu.or.jp/access/index.html
○企画案内:竹澤 要さん(株式会社竹澤古典建築設計事務所)
○内容:
明治神宮は明治天皇と昭憲皇太后をお祀りする神社で、清らかで森厳な内苑を中心に、聖徳記念絵画館を始め数多くの優れたスポーツ施設を持つ外苑と、結婚式とセレモニー、パーティー会場の明治記念館とからなっています。
今回の見学会では、御拝殿(耐震補強:清水建設株式会社)での御祈願と見学、神楽殿、社務所(施工:清水建設株式会社)、隔雲亭(設計:角南隆/明治神宮造営部)などを見学します。企画案内は、フォラムの正会員で、これらの造営に携われた、竹澤古典建築設計事務所の竹澤要さんです。実際に造営に携われた方の話を聴きながら、明治神宮の見所をじっくり見学できる貴重な機会です。初秋の代々木の森の散策をかねてご参加ください。
○人数:20〜30名程度(申込み先着順)
○参加費:会員3,000円・一般4,000円(初穂料(御祈願・玉串料)、資料代、保険加入費を含みます。)
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◆第24回 寒川神社の御本殿建築と「神嶽山(かんたけやま)」の社を歩く見学会 |
◆寒川神社の御本殿建築と「神嶽山(かんたけやま)」の杜を歩く見学会
○日時:2013年10月10日(木)14:00〜16:30
○集合:寒川神社 社務所前 13:50
○場所:相模國一之宮 寒川神社(〒253-0195 神奈川県高座郡寒川町宮山3916)
○サイト(地図):http://samukawajinjya.jp/access/ac01.html
○企画案内:竹澤 要さん(株式会社竹澤古典建築設計事務所)
○内容:
寒川神社は、相模国一之宮と称され、約千五百年余の歴史を有する神社です。朝廷をはじめ、源頼朝や武田信玄などの武将、そして民間と、幅広く信仰を受けてきました。関八州の裏鬼門に位置し、古くより八方除の守護神として信仰されています。
8年前にもフォラムでは寒川神社の見学会を行いました。今回は、その後、御本殿の奥に完成した「神嶽山(かんたけやま)」の杜も見学ルートに加え、再び開催します。企画案内は、フォラムの正会員、竹澤古典建築設計事務所の竹澤要さんです。竹澤さんは大工修行を経て設計の仕事に進み、数多くの神社仏閣を手がけてこられました。寒川神社では、全体計画および、三の鳥居(平成2年)、手水舎(平成3年)、神門と回廊(平成5年)、御本殿(平成9年)などの設計監理に携わりました。
平成21年に整備された「神嶽山」の杜(全体施工:株式会社竹中工務店)では、池に面した石舞台、茶屋「和楽亭」、茶室(施工:株式会社安井杢工務店)、方徳資料館などを見学します。
参加費には、御本殿でのお祓いも含まれており、盛りだくさんの充実したツアーです。ふるってご参加ください。
○人数:20〜30名程度(申込み先着順)
○参加費:会員3,000円・一般4,000円(初穂料、資料代、保険加入費を含みます。)
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◆第25回 静岡県草薙総合運動場体育館 現場見学会 |
◆ 静岡県草薙総合運動場体育館 現場見学会 開催案内
○日時:2014年11月7日(金)14:00〜16:00
○集合:静岡県草薙総合運動場体育館現場 北側ゲート前に13:50集合
硬式球場前モニュメント前(チケット売り場前)へお越しください。
○場所:静岡県草薙総合運動場体育館(〒422-8008 静岡県静岡市駿河区聖一色226-3)
○案内
- 静岡県経営管理部財務局営繕工事課
(松永課長、大石班長代理)
- 鹿島・木内・鈴与特定建設工事共同企業体
草薙体育館建築工事JV工事事務所
案内図(周辺駐車場)>>> 静岡県草薙総合運動場ホームページ
○参加費:会員2,000円・一般3,000円資料代、保険加入費を含みます。
○人数:20名(申込み先着順)
○内容:
現在、静岡県では、RC造の上の天竜スギ集成材と鉄骨部レースで大屋根を受ける混構造の県立体育館の建設が進んでいます。設計・監理は、内藤廣建築設計事務所です。
すでに建て方は終了し、外装材が施工され、外部から木部は見えなくなっています。内部は竣工後も集成材の架構がそのまま現しになる予定ですが、木部の架構を近くで見るのは今回の現場見学会が最後のチャンスです。ふるってご参加ください。(見学会事業幹事 神田雅子) |
◆第26回 池上本門寺見学と公開対談 |
○日 時:2015年3月20日(金)14:00〜17:00
○場 所:日蓮宗大本山池上本門寺(東京都大田区)
○アクセス:
東急池上線「池上駅」下車徒歩10分
都営浅草線「西馬込駅」下車徒歩12分
○主 催:NPO木の建築フォラム
○趣 旨:
池上本門寺の大客殿(1978年)と御廟所(1979年)を、設計者の今里隆先生がご案内下さる見学会です。建築家吉田五十八に師事された今里先生は、和洋を融合し数寄屋建築を近代化した師から受け継いだ建築の基本を、さらに次の世代に伝えるために、実例に即してこの風土の建築のこころを語って下さいます。すなわち、歴史を踏まえた未来のデザインをです。
見学終了後、構法の立場から日本建築が持つ柔軟性や持続性のしぶとい知恵に着目された内田祥哉先生との対談が用意されています。テーマはまだ仮題ですが、先生方が歴史を通して学び、設計を通して実感されてきた「日本建築の自由と不自由」について、忌憚なくお話しいただけると期待しています。
三浦清史
○プログラム:
14:00〜15:20
<第1部> 建物見学
講師:今里 隆 氏
見学施設:本殿門・御廟所・大客殿
15:20〜15:30
コーヒーブレイク
15:30〜17:00
<第2部> 公開対談
テーマ:「日本建築の自由と不自由(仮)」
出演:内田祥哉 氏×今里 隆 氏
司会:三浦清史 氏
○人 数:30〜50名程度(事前申込制)
○参加費(コーヒー付):会員3,000円、一般:3,500円
(見学会事業幹事:神田雅子) |
◆第27回 会津地域の木材を活用した中規模木造建築 |
建築設計・監理:創ライフ研究室、
監修:筑波大学名誉教授安藤邦廣、
構造設計:里山建築研究所、村上木構造デザイン室、
構造設計指導:工学院大学建築学部教授河合直人。
第27回見学会は、地域の長尺大径材を用いた「喜多方市立熊倉小学校体育館」と地域製材を使用した「道の駅あいづ湯川・会津坂下」のふたつの中規模木造建築を関係者の解説付きで見学します。
○日 時:2015年9月13日(日)11:00集合
○参加費:一般2,500円、フォラム会員2,000円
資料代、保険加入費を含みます。
○集 合:
道の駅あいづ湯川・会津坂下道の広場
福島県河沼郡湯川村大字佐野目字五丁ノ目78-1
○アクセス:
□車で参加の場合
・磐越道 会津若松インターから 15分。
・磐越道 新鶴スマートインターから 12分。
・磐越道 会津坂下インターから 15分。
□公共交通で参加の場合
・JR会津若松駅前、10:30発の坂下方面行き(会津バス)。
建築設計:アルセッド建築研究所、
構造設計:ホルツストラ一級建築士事務所、坂田涼太郎構造設計事務所、
監理:地域振興施設・交流促進施設、アルセッド建築研究所。
○プログラム:
11:00
道の駅あいづ湯川・会津坂下道の広場集合
12:00
「熊倉小学校木造体育館」見学
12:40〜13:30
「熊倉小学校木造体育館」設計監修の安藤邦廣氏と構造設計担当者の解説と質疑応答
14:30
「道の駅あいづ湯川・会津坂下」見学
15:00〜16:00
道の駅あいづ交流促進施設会議室にて設計担当者の解説と質疑応答
*熊倉小学校は駐車台数制限があるため、自家用車で参加の方の車十数台に集約して向かいます。自家用車で参加の方は、「道の駅あいづ」〜「熊倉小学校」往復移動時に同乗可能な人数と連絡先アドレスをお知らせください。分乗メンバーは木の建築フォラムで決定して事前にお知らせします。
*付近には「猪苗代のギャラリー」設計:柴崎恭秀(見学要予約)、「はじまりの美術館」設計:竹原義二(開館時間10:00 - 18:00)、また、会津さざえ堂(時間8:15- 日没)などがあります
(見学会事業幹事:神田雅子) |
◆第28回 岐阜地域の木材を活用した大規模木造建築 |
第28回見学会は、ぎふ村高齢者健康増進施設新築工事現場を正会員の伊藤啓富氏(木造建築構造設計 i-木構)のご案内で見学します。
中大規模木造に関わる法や技術はこの数年で大きく前進しています。大臣認定工法や大断面集成材等を用いることなく、一般的な建築物の予算と地元工務店の施工の国産木材を現わしにした木造大規模建築です。上棟後の現場を見ながら関係者の解説を聞くことができる絶好の機会となるでしょう。(見学会担当理事:神田雅子)
■みどころ:
準耐火建築物。平成26年8月に施工された建設省告示1399号の改正で追加された木造1時間耐火壁を用いてロ準耐として内部の木材を燃えしろ設計無しで現わしとしています。木材は大部分を地元のぎふ性能表示材(ひのき)を用い一部ハイブリッドビーム等の集成材を用いています。
建物の3カ所に短辺9.1mスパンの大空間がありますが、これらは平成27年6月に全面改正された木造校舎の構造設計標準JISA3301のトラス詳細図を若干アレンジしたトラス架構で計画しており、接合部は全て仕口加工とボルト引きで設計しています。
■日 時:2016年1月30日(土)14:00〜15:30
■参加費:
一般2,000円、フォラム会員1,500円
資料代、保険加入費を含みます。
■定 員:50名(申込み先着順)
■集 合:
14:00集合。現地集合、解散。
ぎふ村高齢者健康増進施設新築工事現場
岐阜県中津川市茄子川字中畑112番163の一部,112番741,112番739の一部
https://goo.gl/maps/tGhVg5iJrH22
■アクセス:
現地までの公共交通機関はありませんので、自家用車でお越しいただくか(駐車スペース有り)、最寄りの恵那駅よりタクシーをご利用ください。
近鉄東美タクシー:0573-26-1331
東鉄タクシー:0573-78-2135
現場へは恵那ICもしくは恵那駅から車で約6km15分程度です。なお、現地は多雪地帯ではありませんが、山間部で若干雪が積もることもあるので、念のためスタッドレスタイヤでお越しください。
■建築概要:
名称:ぎふ村高齢者健康増進施設 新築工事
意匠設計:SAN設計室
施主:NPO特定非営利活動法人「ぎふ村」
用途:老人福祉施設 (リハビリ及びデイサービスが中心になるとのことです)
構造:木造平屋建て軸組工法、トラス (人工地盤部分は壁式鉄筋コンクリート造)
建築面積:992.04u、延べ床面積:972.16u
軒高:7.851m、最高高さ:12.387m
※いずれも人工地盤、建物の段差等を含む確認申請上の高さ
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◆第29回 ぎふ地域の木材を活用した3木造ツアー |
第29回見学会は、名古屋駅発着の貸し切りマイクロバスにて、ぎふの3つの木造建築を見学します。新緑の季節のバスツアーをお楽しみください。(見学会担当理事:神田雅子)
■見学先:
A.ぎふ村高齢者健康増進施設(大規模木造)
案内:伊藤啓富氏(木造建築構造設計:i-木構)、伊藤晋一郎氏(意匠設計:SAN設計室)
B. 横井照子ひなげし美術館(木造板倉移築改修リノベーション)、自由見学
http://www.enakawakamiya.co.jp/hinageshi
C. みんなの森 ぎふメディアコスモス
(鉄筋コンクリートRC造+S造+木造架構)
ルート見学(約45分)+DVD視聴等自由見学
http://g-mediacosmos.jp/
■日 時:2016年5月12日(木)9:00〜18:30
■参加費:
フォラム会員7,000円、一般8,000円、
自家用車で移動参加の場合:フォラム会員2,000円、一般3,000円、資料代、保険加入費を含みます。
■昼食弁当代:1,200円(要事前申込)
■定 員:22名(マイクロバス定員・申込み先着順)、自家用車での参加者は人数制限無し。
■行 程:
09:00 名古屋駅 集合(マイクロバスに乗車)
09:10 名古屋駅 出発
10:20 恵那駅 集合(恵那駅からの参加者)
10:40 ぎふ村高齢者健康増進施設 到着
10:50〜 ぎふ村高齢者健康増進施設竣工 見学
12:30 ぎふ村高齢者健康増進施設 出発
昼食(移動中車中で弁当)
12:45〜
横井照子ひなげし美術館 到着・自由見学
(岐阜県恵那市大井町2632-105恵那川上屋東)
13:30 横井照子ひなげし美術館 出発
15:00
みんなの森 ぎふメディアコスモス 到着
(岐阜県岐阜市司町40番地5)
15:30〜
みんなの森 ぎふメディアコスモス
ルート見学(約45分)+DVD視聴等自由見学
17:10 みんなの森 ぎふメディアコスモス 出発
17:30 岐阜駅(一部解散)
18:30 名古屋 到着・解散
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◆第30回見学会のご案内「旭川〜富良野 建築・森林関連施設ツアー」 |
第30回見学会は、一泊二日で旭川〜富良野の建築・森林関連施設を見学します。
1日目は貸し切りバスにて、旭川空港、旭川駅を出発し、旭川の2つの建築・森林関連施設を見学し、富良野に移動し北海道演習林セミナーハウスに宿泊します。
2日目は、東京大学大学院農学生命科学研究科の尾張敏章先生にご案内をお願いし、東京大学北海道演習林を見学します。演習林では9月には出材も始まっています。
宿泊を伴う企画はフォラムでも久しぶりです。参加者間の交流も楽しんでいただけることと思います。
比較的気候の良い時期ではありますが、北海道では寒さを感じることのある時期のツアーです。大学セミナーハウスでの宿泊、メニューの決まった食事、森林見学時は林内での用足しなどになります。いわゆるセレブツアーではないことをあらかじめご確認の上、参加をお申し込みください。
(見学会担当理事:神田雅子)
■日 時:2016年9月12日(月)〜13日(火)
■見学先:
A.地方独立行政法人 北海道立総合研究機構 建築研究本部 北方建築総合研究所 (北総研)
B. 地方独立行政法人 北海道立総合研究機構 森林研究本部 林産試験場
C. 東京大学大学院農学生命科学研究科附属演習林 北海道演習林
■参加費:
フォラム会員18,500円、一般20,000円、
(12日昼食(弁当)、宿泊費、12日夕食+懇親会、13日朝食、昼食(弁当)、保険加入等を含みます。)
自家用車で移動参加の場合:フォラム会員6,000円、一般7,000円(保険加入費、12日と13日の昼食を含みますが、宿泊費、12日夕食(ジンギスカン)+懇親会、13日朝食は含まれません。)
■宿 泊:北海道演習林セミナーハウス
■定 員:23名(マイクロバス定員・申込み先着順)、自家用車での参加者は人数制限無し。
■行 程:
9月12日(月)
09:00 旭川駅 集合
09:10 旭川駅 出発
09:45 旭川空港ターミナル前 集合
10:00 旭川空港ターミナル 出発
10:40 北方建築総合研究所 (北総研)到着・見学(90分)
12:30 昼食(北総研ホールにて弁当)
13:20 北方建築総合研究所 (北総研)出発
13:40 林産試験場 到着・見学(90分)
15:30 林産試験場 出発
17:00 北海道演習林 セミナーハウス 到着 / 夕食(ジンギスカン)・懇親会・宿泊
9月13日(火)
07:30〜08:30 朝食
09:00 北海道演習林内見学
12:00 昼食(林内で弁当)
13:00 北海道演習林内見学
14:30 見学終了
14:40 北海道演習林 出発(北海道演習林のマイクロバスにて)
15:20 富良野駅 到着 解散
■参 考:
○9月12日朝、羽田発、旭川到着9:30前後の航空便にご搭乗の方々をピックアップします。
○9月13日午後解散後、旭川空港、旭川駅に向かう方は、ラベンダー号をご利用いただくと便利です。
15:35 富良野駅 出発(ラベンダー号)
16:35 旭川空港
17:15 旭川駅前
■キャンセル:
キャンセル待ちの方々のために、やむを得ずキャンセルされる場合は、フォラム事務局までできるだけ早いご連絡をお願いいたします。
- 9月1日以降のキャンセルは下記のキャンセル料が発生いたしますのでご注意ください。
- 9月9日16時以降〜当日:100%、9月3日〜9日16時:50%
- 9月1日〜2日16時:30%
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◆第31回見学会のご案内〜山形中東部 新旧木造建築バスツアー |
第31回見学会は、山形県中東部の新旧木造建築バスツアーです。フォラム正会員の伊藤啓富氏(木造建築構造設計 i-木構)の企画で実現します。木造建築好きな仲間と夏の山形のバスツアーをお楽しみください。東京方面からはもちろん、名古屋、大阪(伊丹)からも日帰り可能なツアーですのでふるってご参加ください。
(見学会担当理事:神田雅子)
■日 時:2017年7月1日(土)10:40〜16:50
■参加費:一般9,000円、フォラム会員8,000円(ツアーバス、資料代、保険加入費を含みます。)
■定 員:18名(申込み先着順。定員になり次第締め切ります。最小催行人数:10名。)
■集 合:山形新幹線さくらんぼ東根駅(10:40)、または、山形空港ロビー(11:00)
■解 散:山形新幹線山形駅、または、山形空港。
■集合場所へのアクセス:
・東京方面より
つばさ123号(新庄行)
東京駅07:12発 さくらんぼ東根駅10:26
JAL175便 東京(羽田)8:10発 山形9:10着
・名古屋方面より飛行機
FDA381便/JAL4321便
名古屋(小牧)9:40発 山形10:45着
・大阪方面より飛行機
JAL2233便 大阪(伊丹)7:05発 山形8:20着
■行 程:
10:40 さくらんぼ東根駅 集合
11:00 山形空港 集合
11:05 おおとみ保育園見学(60分)所在地:東根市大字羽入2072番地1-1
12:05 バス移動(30分)
12:35
山寺(宝珠山立石寺)見学、および、昼食(125分)(入山料300円と昼食は各自にて。)
所在地:山形県山形市山寺4456
14:40 バス移動(40分)
15:25 山形市郷土館(旧済生館本館)見学(25分)
所在地:山形県山形市霞城町1-1(霞城公園内)
15:50 徒歩移動(25分)
16:15 七日町御殿堰見学
所在地:山形県山形市七日町2丁目7−6
16:30 見学終了
16:50 山形駅解散
17:30 山形空港解散
■見学先の概要:
〈おおとみ保育園〉
おおとみ保育園は山形県東根市において既存の保育園の民設民営への移行のさいの公募の上で採用された事業で、特別養護老人ホームとも併設した幼老複合施設として計画されています。老人ホーム棟は2階建て1時間耐火の枠組壁工法、保育園棟は平屋建て準耐火の軸組工法です。
保育園棟は遊戯室に大空間が必要であり、また計画地は積雪1mの多雪地域で木材に地元の山形県産杉製材を使いたいと要望があったため、様々な工法を検討した結果スパン9.1mの樹状方杖架構としました。
木材の加工・建方はプレカット工場と地元大工が行うため樹状方杖は2次元フレームとして、仕口もシンプルな加工でできる様に配慮しました。樹状方杖は緩い勾配の建物でも空間の中心付近を高くできるので開放感のある内部空間を創出できます。
また、木材は自然乾燥と中温乾燥を組合せ、仕上がりを美しく見せておりさらに、躯体と同じ杉を用いた製作建具を用い、躯体と一体的に見えるようにしています。
■建築概要:
名称:おおとみ保育園(仮称)新築工事
意匠設計:飯野設計事務所
施主:社会福祉法人 ユトリア会
用途:保育園(別棟の老人ホームを含めた複合施設)
構造:
木造平屋建て軸組工法
樹状方杖架構(9.1mスパン)
構造材に山形県産の杉製材を使用(土台に他県産桧、一部梁にRW集成材)
準耐火構造(ロ準耐1外壁耐火構造)
建築面積:967.05u、延べ床面積:794.98u
軒高:3.635m、最高高さ:6.199m
〈山寺(宝珠山立石寺)〉
貞観2年(860)、第三世天台座主慈覚大師円仁が開いた、天台宗の御山で東北を代表する霊山です。俳聖松尾芭蕉の名句「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」はこの地で詠まれたとのことです。約百町歩(33万坪)の境内を持ち、平成28年に山形市指定有形文化財に指定された「山寺行啓記念殿」を含み大小30余りの堂塔が残され、三つの不滅(法灯・香・写経行)が今尚護られています。
〈山形市郷土館(旧済生館本館)〉
旧済生館本館は、明治11年9月に竣工した擬洋風の病院建築物です。最初は県立病院として使用され、その後、明治21年に民営移管となり、明治37年からは市立病院済生館の本館として使用されました。創建当時は医学校が併設され、オーストリア人医師・ローレツが近代医学教育の教鞭をとったことでよく知られています。
昭和41年12月5日に国の重要文化財に指定され、それに伴い霞城公園内に移築復元の運びとなりました。昭和44年に移築復元工事が完了し、管理棟を付設のうえ昭和46年に「山形市郷土館」として新たに出発しました。現在、1・2階を一般に公開し、郷土史・医学関係資料を展示しています。
(文章は山形市公式HPより)
〈七日町御殿堰〉
水の町屋、七日町御殿堰として再開発された商業施設です。岩渕茶舗、ケン・オクヤマ・カーサ、結城屋、庄司屋、クラシックカフェ、布四季庵、群言堂があり、老舗とモダンが体感できます。第8回木の建築賞の集成材建築賞・メンバーズチョイス賞受賞作品でもあります。
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◆第32回見学会のご案内 一関・陸前高田・住田町 春の東北 木の建築見学会のご案内 |
一関の住民の皆さんが主体となって残した旧逹子袋(たっこたい)小学校。東日本大震災を経て高台整備が進む陸前高田につくられた多くの木の建築。豊富な森林資源を持つ住田町の役場庁舎、消防署、地区公民館。そして、復旧工事中の旧吉田家主屋。
盛りだくさんの木の建築を視察できる東北ツアーを会員の阿部えみ子さんに企画していただきました。
コロナ禍でしばらく実施できなかった見学会です。
春の東北を皆さまとご一緒できることを楽しみにしています。
(担当理事:神田雅子)
■企 画:阿部えみ子氏
(NPO 木の建築フォラム正会員、NPO 一関のなかなか遺産を考える会 副理事長兼事務局長)
■日 時:2023 年4 月13 日(木)-14 日(金)
■参加費:会員28,500円、一般29,500円
(貸切バス、1日目昼食費、夕食費、宿泊費、保険加入料を含みます。
集合・解散場所までの交通費は除きます。)
■宿泊費:陸前高田キャピタルホテル1000(〒029-2205 岩手県陸前高田市高田町長砂60-1)
ツインルームのシングルユースです。
■定 員:20名程度(中型バス定員・申込先着順)
■参加申込み締切:2023年1月30日(月)
■行 程:
●1日目 4 月13 日(木)
09:08 東京発(こまち11 号秋田行き)⇒10:50 仙台(やまびこ53 号盛岡行き)⇒
11:23 一ノ関駅着
11:40 一ノ関駅 西口駅前レストラン「リコルト」にて昼食
12:40 「リコルト」発 バス移動
13:00 「旧達古袋小学校」見学 ☆説明あり。
所在地:〒021-0102 岩手県一関市萩荘八幡154-3
14:30 達古袋小学校出発
バス移動
16:00 陸前高田着 各自下記を見学⇒徒歩またはバスにてホテル
・「陸前高田市立博物館」(設計:内藤廣建築設計事務所)入館受付16:30
・「道の駅陸前高田」(設計:内藤廣建築設計事務所)
・「陸前高田アムウェイハウス まちの縁側」(設計:隈研吾建築都市設計事務所)
・「交流施設 ほんまるの家」(設計:伊東豊雄建築設計事務所)
・「みんなの家」(設計:伊東豊雄建築設計事務所)
18:30 食事、懇親会(宿泊ホテルのレストランにて)
●2日目 4 月14 日(金)
ホテル発 バス移動
09:00 「住田町役場」(設計:前田建設工業・長谷川建設・中居敬一都市建築設計共同企業体)、
「大船渡消防署住田分署」(設計:SALHAUS)見学
「住田町上有住地区公民館(設計:パーシモンヒルズ・アーキテクツ) ☆説明あり。
・民族資料館(旧上有住小学校)」見学 ☆説明あり。
12:00 「道の駅高田松原」着 各自見学・昼食
13:30 発 バス移動
13:40 「陸前高田市立東中学校」(設計:SALHAUS)見学 ☆説明あり。
14:40 発 バス移動
15:00 「旧吉田家住宅 復旧現場」見学
☆説明あり。気仙大工さん依頼交渉中。
16:30 陸前高田発 バス移動
17:48 一ノ関駅発(はやぶさ112 号)⇒19:56 東京駅着、もしくは
18:38 一ノ関駅発(やまびこ68 号)⇒19:09 仙台(こまち42 号)⇒21:04 東京駅着
※新幹線の時間は4月に変更あり。
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